東京の穴場お花見スポット10選【2025年版】

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まとめ
東京の桜

桜のシーズンがやってきましたね!毎年この時期になると、上野公園や目黒川、新宿御苑などの有名スポットは大混雑で、ゆっくり桜を楽しむどころではありません。

「お花見したいけど、人混みは避けたい…」 「インスタ映えする写真を撮りたいけど、人がいっぱいで無理…」 「静かに桜を眺めながらピクニックを楽しみたい…」

そんな願いを叶えるために、今回は私が実際に訪れて感動した、東京の穴場お花見スポット10選をご紹介します。これらのスポットは、定番の花見名所に比べて混雑が少なく、のんびりと桜を楽しめる場所ばかり。カップルでのデートや友達とのお花見にぴったりです。

1. 六義園(文京区)の早朝枝垂れ桜

見頃: 3月下旬〜4月上旬
アクセス: 都営三田線「千石駅」徒歩10分、JR山手線「駒込駅」徒歩7分
入園料: 300円
営業時間: 9:00〜17:00(早朝特別開園あり)

六義園といえば紅葉の名所として有名ですが、実は春の枝垂れ桜も見事です。特に「しだれ桜のライトアップ」期間中の早朝がおすすめ。通常の開園時間よりも早い7:30から入園できる早朝特別開園を利用すれば、観光客が少ない時間帯に静かに桜を楽しめます。

池の周りに咲く枝垂れ桜が水面に映る姿は、まるで日本画のような美しさ。朝日に照らされた桜と和風庭園のコントラストは、SNS映えする写真スポットとしても最高です。

穴場ポイント: 通常の観光客は10時以降に増えるので、早朝特別開園時(7:30〜9:00)を狙うと空いています。平日の早朝なら、ほぼ貸切状態で撮影できることも!

2. 石神井公園(練馬区)の湖畔の桜

見頃: 3月下旬〜4月上旬
アクセス: 西武池袋線「石神井公園駅」徒歩15分
入園料: 無料
営業時間: 常時開放

石神井池を囲むように咲く約250本のソメイヨシノは、水面に映る姿が絶景です。公園内には三宝寺池もあり、二つの池と桜のコラボレーションを楽しめます。井の頭公園ほど混雑せず、のんびりと散策やボート遊びができる点が魅力。

園内には野鳥も多く、桜と野鳥の写真が撮れるチャンスも。自然豊かな環境で、都会の喧騒を忘れてリラックスしたお花見が楽しめます。

穴場ポイント: 西側のボート乗り場付近は比較的空いていて、池と桜のコントラストが美しい写真が撮れます。平日の午前中ならさらに空いていますよ。

3. 旧古河庭園(北区)の洋館と桜

見頃: 3月下旬〜4月上旬
アクセス: JR京浜東北線「上中里駅」徒歩7分、JR山手線「駒込駅」徒歩10分
入園料: 150円
営業時間: 9:00〜17:00

洋風の古河邸と日本庭園が見事に調和した旧古河庭園。春になると約40本のソメイヨシノと、西洋風の洋館がコラボレーションする珍しい景観を楽しめます。また、バラの名所としても知られていますが、春はバラと桜が同時に楽しめる貴重な時期です。

特に洋館前のテラスから眺める桜は、まるでヨーロッパの古城に日本の桜が咲いているような不思議な雰囲気。インスタ映え間違いなしの写真スポットです。

穴場ポイント: 入園料がかかるため、無料の公園に比べて混雑が少なめ。特に平日の15時以降は観光客が減るので、ゆったりと写真撮影できます。

4. 小石川植物園(文京区)の多種多様な桜

見頃: 3月中旬〜4月中旬(品種により異なる)
アクセス: 都営三田線「白山駅」徒歩10分
入園料: 500円
営業時間: 9:00〜16:30(月曜休園)

日本最古の植物園として知られる小石川植物園には、約20種類もの桜が植えられています。ソメイヨシノだけでなく、オオシマザクラ、ヤマザクラ、カンヒザクラなど珍しい品種も観察できるため、桜の開花時期が長く楽しめるのが特徴です。

東京大学の附属施設なので、学術的な雰囲気の中でお花見ができます。各桜の木には名札が付いているので、桜の勉強をしながら楽しむことができます。

穴場ポイント: 入園料と月曜休園のおかげで、週末でも比較的空いています。園内の「コラム庭園」エリアは特に人が少なく、じっくり桜を観察したい方におすすめです。

5. 神田川沿い(新宿区〜文京区)の桜並木

見頃: 3月下旬〜4月上旬
アクセス: 東京メトロ東西線「早稲田駅」や「江戸川橋駅」から徒歩圏内
入園料: 無料
営業時間: 常時開放

目黒川の桜は有名ですが、神田川沿いの桜も負けていません。特に早稲田から江戸川橋にかけての区間は、川の両岸に桜並木が続き、とても風情があります。目黒川ほどの知名度がないため、比較的ゆったりと桜を楽しめるのが魅力です。

川沿いの散歩道を歩きながら、桜のトンネルを楽しめます。特に夕方から夜にかけては、川面に映る桜と街の灯りが幻想的な雰囲気を作り出します。

穴場ポイント: 江戸川橋駅周辺は特に美しいのに、比較的空いています。夕方以降に訪れると、さらに人が少なくなります。

6. 善福寺公園(杉並区)の桜と池

見頃: 3月下旬〜4月上旬
アクセス: 西武新宿線「上井草駅」徒歩10分
入園料: 無料
営業時間: 常時開放(上池・下池エリアによって異なる)

杉並区にある善福寺公園は、上池と下池の二つの池を中心とした自然豊かな公園です。池の周りに約200本の桜が植えられており、水鳥と桜が織りなす景色は格別です。井の頭公園ほど混雑せず、ファミリーでのんびりとピクニックを楽しむのに最適です。

特に上池の北側は、桜のトンネルになっている散歩道があり、ゆっくり歩きながら花見を楽しめます。

穴場ポイント: 下池エリアは比較的知られていないので空いています。特に平日の午前中は、地元の方以外ほとんど人がいないことも。

7. 哲学堂公園(中野区)の桜と史跡

見頃: 3月下旬〜4月上旬
アクセス: 西武新宿線「新井薬師前駅」徒歩10分
入園料: 無料
営業時間: 9:00〜17:00(哲学堂エリア)、常時開放(公園エリア)

「東洋のソクラテス」と呼ばれた哲学者・井上円了が創設した哲学堂を中心とした公園です。約150本の桜が植えられており、哲学をテーマにした建築物と桜のコントラストが独特の雰囲気を醸し出しています。

「四聖堂」「絶対城」などの哲学的な名前が付けられた建物と桜を一緒に撮影できるのは、ここならではの魅力。知的好奇心と美意識を同時に満たせる、大人のお花見スポットです。

穴場ポイント: 名所としては知名度が低いため、週末でも比較的空いています。園内の「哲理門」周辺は特に桜が美しく、撮影スポットとしておすすめです。

8. 東京港野鳥公園(大田区)の干潟と桜

見頃: 3月下旬〜4月上旬
アクセス: 東京モノレール「流通センター駅」徒歩10分
入園料: 300円
営業時間: 9:00〜17:00(月曜休園)

東京湾に面した野鳥観察のための公園ですが、春には桜も美しく咲きます。約100本の桜と東京湾の干潟が織りなす景色は、都内とは思えないほど開放的です。野鳥観察ができる施設なので、双眼鏡を借りて桜の枝に止まる野鳥を観察するという、ユニークなお花見も楽しめます。

羽田空港に近いため、桜と飛行機のコラボレーション写真も撮れる穴場スポットです。

穴場ポイント: 野鳥観察が主目的の公園のため、お花見シーズンでも非常に空いています。特に平日は、ほぼ貸切状態で桜を楽しめることも。

9. 臨海副都心・シンボルプロムナード公園(江東区)の夜桜

見頃: 3月下旬〜4月上旬
アクセス: ゆりかもめ「船の科学館駅」徒歩3分
入園料: 無料
営業時間: 常時開放

都会的な景観の中で楽しむ桜として、臨海副都心エリアのシンボルプロムナード公園がおすすめです。水と緑の散歩道「夢の大橋」周辺には約100本の桜が植えられており、未来的な街並みと桜のコントラストが魅力的です。

特に夜になると、ライトアップされた桜とフジテレビ球体やレインボーブリッジの夜景が一緒に楽しめる、都会ならではの花見スポットです。

穴場ポイント: お台場地区は観光客で賑わいますが、このエリアは比較的知られていないため空いています。特に平日の夜は、カップルで静かに夜桜を楽しめます。

10. 舎人公園(足立区)の桜のトンネル

見頃: 3月下旬〜4月上旬
アクセス: 日暮里・舎人ライナー「舎人公園駅」徒歩3分
入園料: 無料
営業時間: 常時開放

東京の北部、足立区にある舎人公園は、約1,000本もの桜が植えられた大規模な公園です。特に中央園路は約500mにわたって桜のトンネルが続き、圧巻の景色を楽しめます。都心からやや離れているため、地元の方以外はあまり訪れず、広大な芝生広場でゆったりとピクニックを楽しめます。

公園内には日本庭園もあり、和の雰囲気の中でのお花見も楽しめます。

穴場ポイント: 都心からのアクセスに少し時間がかかるため、観光客があまり来ません。早朝の桜のトンネルは、ほぼ貸切状態で写真撮影できることも。

お花見を快適に楽しむコツ

1. 平日・早朝訪問のすすめ

どんな穴場スポットでも、土日は人が多くなります。可能であれば平日に訪れ、特に開園直後の早朝がおすすめです。空気が澄んでいて写真映えするだけでなく、人も少なくゆったりと桜を楽しめます。

2. 夜桜の魅力

昼間は人が多くても、夜になると急に空いてくるスポットが多いです。ライトアップされていなくても、街灯の明かりで桜を楽しめます。また、夜は気温が下がるので、花びらの散りも少なく、長く楽しめることも。

3. 天気予報と開花情報をチェック

桜の開花は気温に大きく左右されます。気象庁の開花予想だけでなく、SNSでリアルタイムの開花情報をチェックすると、タイミングを逃しません。また、雨の翌日は散った花びらが多いので注意が必要です。

4. 持ち物チェックリスト

  • レジャーシート(汚れても良いもの)
  • 軽食・飲み物(ゴミは必ず持ち帰り)
  • カメラ(予備バッテリーも)
  • 花粉対策グッズ(マスク・眼鏡・薬など)
  • 防寒具(夜や早朝は冷え込むことも)
  • ウェットティッシュ
  • モバイルバッテリー

まとめ:桜の美しさを満喫するために

東京には有名スポット以外にも、素晴らしい桜の名所がたくさんあります。混雑を避けて穴場スポットを訪れれば、ゆったりと桜の美しさを堪能できるはず。特に平日の早朝や夜間を狙うことで、より静かな環境でお花見を楽しめます。

桜の季節は短いですが、それだけに一瞬一瞬を大切に楽しみたいものです。マナーを守り、次に訪れる人のためにも美しい環境を保つよう心がけましょう。

最後に、桜の開花状況は年によって異なりますので、訪問前に最新情報をチェックすることをお忘れなく。素敵な桜の季節をお過ごしください!


この記事は2025年3月上旬の情報に基づいています。開花状況や営業時間は変更される可能性がありますので、訪問前に公式サイトなどで最新情報をご確認ください。

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