シンガポール観光の基本情報 – 知っておくべき魅力と特徴
シンガポールって名前は知っていても、どんな国なのかよく分からない…そう思っている高校生も多いのではないでしょうか?実は、シンガポールは面積が東京23区とほぼ同じという小さな都市国家なのに、世界中から注目される観光地なんです。今回は、シンガポール観光の魅力から基本情報まで、高校生の皆さんにも分かりやすく解説していきます!
シンガポールってどんな国?先輩が行って感じた魅力
シンガポールは東南アジアに位置する島国で、マレーシアとインドネシアに挟まれています。赤道近くにある熱帯の国なのに、街中は超近代的な高層ビルが立ち並び、「アジアのニューヨーク」とも呼ばれているんです。
私が高校3年の修学旅行でシンガポールを訪れたとき、最初に驚いたのは「とにかく街が清潔!」ということでした。道にゴミが落ちていないし、公共交通機関もピカピカ。これは、ゴミのポイ捨てに厳しい罰金があるなど、厳格なルールがあるからなんですよ。
もう一つの魅力は「多文化共生」。シンガポールには中華系、マレー系、インド系など様々な民族が暮らしているため、チャイナタウンやリトルインディアなど、一つの国の中で異なる文化を体験できるんです。学校の世界史で習ったことがリアルに感じられて、すごく新鮮でした!
言語も面白くて、公用語は英語、中国語、マレー語、タミル語の4つ。でも、街中では「シングリッシュ」と呼ばれる独特の英語が話されていて、現地の若者と交流するとその独特な言い回しに思わず笑顔になることも…。
シンガポール観光に最適な時期とその理由
「シンガポール観光、時期はいつがいいの?」という質問をよく受けます。実は、シンガポールは赤道近くにあるため、一年中暑い国なんです。平均気温は年間を通して30度前後。日本の真夏のような暑さが続くと思ってください。
私のおすすめは、11月~2月の乾季です。この時期は比較的雨が少なく、湿度も下がるので、観光するには最適かなと思います。特に12月はクリスマスイルミネーションで街中が華やかになるので、SNS映えする写真が撮れますよ!
逆に避けた方がいいのは、3月~10月の雨季、特に11月~1月のモンスーン期間。突然のスコールに見舞われることが多いです。私が行ったのは6月だったのですが、カバンに折りたたみ傘を忍ばせていて本当に良かった…。一日に何度も雨が降ったり止んだりして、観光プランがなかなか予定通りに進まなかったんですよね。
ただ、雨季でも室内施設が充実しているのがシンガポールの強み!ショッピングモールや博物館など、雨宿りしながら楽しめるスポットがたくさんあります。
シンガポール観光に必要なビザと準備物
さて、シンガポール観光に行く前に準備することといえば、まずはビザですよね。でも心配しないでください!日本人はシンガポール入国に際してビザが不要なんです。パスポートさえあれば、最大30日間滞在できます。
ただし、パスポートの残存有効期間は入国時に6ヶ月以上必要なので、期限切れに注意してくださいね。私の友達がギリギリのパスポートで行こうとして焦ったことがあります…。
他に必要なものといえば、まず現地通貨。シンガポールドル(SGD)を日本で両替していくと便利です。でも、クレジットカードが使えるお店が多いので、現金は少なめでも大丈夫かも。私は5万円分くらい両替していって、ちょうど良かったです。
あと忘れちゃいけないのが、電源プラグのアダプター。シンガポールでは「BFタイプ」と呼ばれる三つ又のコンセントが主流なので、日本の電化製品を使うにはアダプターが必須です。スマホの充電ができなくて困った…なんて事態は避けたいですよね。
そして何より大切なのは、暑さ対策!日差しが強いので、日焼け止めや帽子、サングラスがあると安心です。私は日焼け止めを忘れて、初日で真っ赤になってしまいました…。冷房の効いた室内と外の温度差も激しいので、薄手の羽織るものも一枚あると便利ですよ。
シンガポールの人気観光スポットランキング
「シンガポールって何があるの?」と思っている高校生のみなさん、実はシンガポールには超フォトジェニックな観光スポットがいっぱいあるんです!ここでは、SNS映えする人気スポットから、現地の人も通う穴場まで、シンガポール観光地ランキングをご紹介します。
マリーナベイ・サンズを中心とした都市観光
シンガポール観光と言えば、まず思い浮かぶのが「マリーナベイ・サンズ」じゃないでしょうか。3本の塔の上に船が乗っているような、あの独特な形の建物です。ホテル、カジノ、ショッピングモールが一体となった複合施設で、シンガポールの象徴的存在になっています。
私が初めてマリーナベイ・サンズを実際に見たとき、その壮大さに言葉を失いました…。特に夜のライトアップは圧巻で、SNSに投稿したら友達から「いいね!」の嵐でした(笑)。
マリーナベイ・サンズの最大の魅力は、57階にある「インフィニティプール」。端が無限に続いているように見える絶景プールで、まるで空中に浮いているような感覚を味わえるんです。ただし、このプールはホテル宿泊者限定なので、泊まれない場合は同じ階にある展望台「サンズ・スカイパーク」からの眺めを楽しむといいかも。入場料は約2,500円ほどかかりますが、シンガポールの街並みを一望できる絶景ポイントなので、個人的には価値ありだと思います!
マリーナベイ・サンズから徒歩圏内には「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」もあります。未来的な巨大植物園で、特に「スーパーツリー・グローブ」と呼ばれる人工の巨大ツリーは圧巻。高さ50mもある人工樹木のライトアップショーは、毎晩行われていて無料で見られるんですよ。私はここでSNS用の動画を撮りまくりました…あとで見返すと、なんだか恥ずかしいけど、それだけ感動したってことですね。
他にも、シンガポールフライヤー(観覧車)、マーライオン公園、アートサイエンスミュージアムなど、マリーナベイエリアだけでも1日では回りきれないほどの観光スポットがあります。時間に余裕を持って訪れることをおすすめします。
子供も楽しめる!セントーサ島の魅力
シンガポール本島の南に位置する「セントーサ島」は、「楽園」という意味を持つリゾートアイランド。テーマパークやビーチなど、アクティビティが盛りだくさんで、子供連れの家族だけでなく、私たち高校生にもめちゃくちゃ楽しめるスポットなんです!
セントーサ島へは、モノレール「セントーサ・エクスプレス」やケーブルカー、徒歩でも行けます。私はケーブルカーで行ったのですが、空中からの眺めが最高でした。ただ、少し料金が高いので、予算を抑えたい方はモノレールがおすすめかも。
島内の目玉スポットは、やっぱり「ユニバーサル・スタジオ・シンガポール(USS)」!ハリウッド映画をテーマにしたアトラクションが楽しめるテーマパークで、日本のUSJより小規模なので、1日あれば十分回れちゃいます。私が訪れたときは平日だったせいか、人気アトラクションも30分以内で乗れて、効率よく回ることができました。特に「バトルスター・ガラクティカ」というジェットコースターがスリル満点で、友達と3回も乗っちゃいました!
ビーチ好きなら「シロソビーチ」がおすすめ。人工ビーチながら、白い砂浜と青い海が広がり、トロピカルな雰囲気を味わえます。水着を持っていかなかった私は、足だけ海に浸して写真撮影…次回は絶対泳ぐぞ!と心に誓いました。
また、「S.E.A.アクアリウム」は東南アジア最大級の水族館で、10万種以上の海洋生物に出会えます。特に大きなアクリルパネルから見る魚群の光景は圧巻で、思わず見とれてしまいました…。写真を撮っても伝わらない、その場の空気感がすごいんです。
地元の雰囲気を味わえるおすすめエリア
観光客向けのスポットも魅力的ですが、シンガポールの真の魅力は、地元の人々の生活が息づく街並みにもあります。そこで、もっと現地の雰囲気を味わいたい人におすすめのエリアをご紹介します。
まず外せないのが「チャイナタウン」。カラフルなショップハウスが立ち並ぶ通りには、お土産屋さんやローカルフードの屋台がぎっしり。私はここで、名前入りの判子を作ってもらいました。日本だと結構高いのですが、ここでは1,000円程度で作れて、友達へのお土産に大好評でしたよ!
チャイナタウンで特におすすめなのが「チャイナタウン・フードストリート」。様々な屋台が集まっていて、シンガポールの名物料理を気軽に味わえるんです。私は「チキンライス」という地元の定番料理にトライ。シンプルな見た目なのに、鶏の旨味がご飯に染み込んでいて絶品でした!最初は「こんなシンプルな料理で大丈夫かな…」と思ったのですが、食べてみると「あ、これはハマる…」と思わず呟いてしまいました。
「リトルインディア」もカラフルな建物と香辛料の香りが漂う独特の雰囲気があって面白いです。サリーのお店やスパイスマーケットなど、まるでインドにいるような気分を味わえます。私はここでヘナタトゥーを体験してみました。一時的なタトゥーなので親にも怒られず、良い思い出になりました(笑)。
最後に、若者におすすめなのが「ブギス・ストリート」と「ハジ・レーン」。トレンディなカフェやブティックが集まる通りで、インスタ映えするスポットがたくさん!特にハジ・レーンはカラフルな壁画アートが有名で、友達と「どの壁の前で写真を撮ろうか?」と迷うほど。結局、全部の壁の前で写真を撮ることになって、かなり時間がかかってしまいましたが、それだけ魅力的なんですよね。
地元の人が日常的に利用する「ホーカーセンター」(屋台村)も、リアルなシンガポールを体験できるスポット。「マックスウェル・フードセンター」や「ラオ・パ・サット」などが有名で、地元の人に混じってローカルフードを楽しむことができます。最初は注文の仕方が分からず緊張しましたが、指さしで何とか乗り切りました…。でも、そういう経験も旅の醍醐味ですよね!
高校生におすすめ!シンガポール観光モデルコース
「シンガポール観光って何日あれば十分?」「どんな順番で回るのがベスト?」そんな疑問を持つ高校生も多いはず。ここでは、実際に私が経験した内容も交えながら、高校生におすすめのシンガポール観光モデルコースをご紹介します!
3泊4日で回るシンガポール観光モデルコース
限られた日数でも、シンガポールの魅力はしっかり味わえます!まずは3泊4日のモデルコースを紹介します。
1日目:シティエリア散策
- 午前:チャンギ空港到着→ホテルチェックイン
- 午後:マーライオン公園→マリーナベイ散策
- 夜 :ガーデンズ・バイ・ザ・ベイのライトショー見学
初日は、長時間のフライトで疲れていることを考慮して、無理のないスケジュールにしました。シンガポールのシンボル「マーライオン」を見て、マリーナベイエリアをゆっくり散策。夜には「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」のライトアップショーを楽しむプランです。
私が行ったときは、到着日の夜、フライトの疲れを忘れるほどライトショーに感動しました!巨大な人工樹木が色とりどりに輝き、音楽に合わせて光のパターンが変わっていく様子は、まるでSFの世界に迷い込んだよう…。しかも入場無料なので、予算を気にする高校生にもうってつけのスポットです。
2日目:セントーサ島1日観光
- 午前:ユニバーサル・スタジオ・シンガポール
- 午後:S.E.A.アクアリウムなどセントーサ島内の施設を楽しむ
- 夜 :セントーサ島の「ウィングス・オブ・タイム」ショー見学
2日目は、1日かけてセントーサ島を満喫するプランです。朝早くからユニバーサル・スタジオに行くのがおすすめ!開園と同時に入れば、人気アトラクションに並ばずに乗れるかもしれません。
午後はS.E.A.アクアリウムや他の施設を楽しみ、夜は「ウィングス・オブ・タイム」という水と光と花火のショーでフィナーレ。私はショーを見るために最前列を確保しようと、30分前に並んだのですが…実は空いていて、無理に早く行く必要はなかったみたい(笑)。でも、海を舞台にした幻想的なショーは、並んだ甲斐があるほど素晴らしかったです!
3日目:ローカル文化体験
- 午前:チャイナタウン散策とローカルフード体験
- 午後:リトルインディア・カンポングラムエリア散策
- 夜 :ナイトサファリ
3日目は、シンガポールの多様な文化に触れる日。チャイナタウンやリトルインディアを訪れ、各民族の雰囲気を楽しみます。ローカルフードも忘れずに味わってくださいね!
夜は「ナイトサファリ」がおすすめ。世界初の夜間動物園で、昼間とは違う動物たちの姿を見ることができます。トラムに乗って園内を一周した後、徒歩でのトレイルも楽しめます。私が行ったときは、ライオンが間近で吠えた瞬間、思わず友達と抱き合って叫んでしまうハプニングも…。でもそれも今となっては良い思い出です(笑)。
4日目:ショッピングと帰国
- 午前:オーチャードロードでショッピング
- 午後:チャンギ空港へ移動、お土産購入
- 夜 :帰国の途へ
最終日は、シンガポール最大のショッピングエリア「オーチャードロード」で買い物を楽しみましょう。有名ブランドから地元のブランドまで、様々なショップが並んでいます。高校生の予算でも楽しめるH&MやUNIQLOなどのファストファッションブランドもありますよ。
午後はチャンギ空港へ。チャンギ空港は「世界一の空港」と言われるほど充実した施設なので、早めに行くのがおすすめ。特に最近オープンした「ジュエル」には、屋内滝「レイン・ボルテックス」など、空港とは思えない観光スポットが満載です。私は空港での時間が足りなくなって、焦りながら最後の写真撮影をした思い出が…。できれば2時間以上の余裕を持って空港に到着するようにしてくださいね!
5泊6日でじっくり楽しむシンガポール観光プラン
もう少し時間に余裕がある方は、5泊6日のプランがおすすめ。もっとじっくりシンガポールを満喫できますよ!
1日目・2日目:3泊4日プランの1日目・2日目と同様
3日目:ローカル文化体験
- 午前:チャイナタウン散策とローカルフード体験
- 午後:リトルインディア・カンポングラムエリア散策
- 夜 :クラークキー周辺でリバークルーズとディナー
3日目は、3泊4日プランとほぼ同じですが、夜はナイトサファリではなくシンガポール川のリバークルーズを楽しむプランに。川から見るシンガポールの夜景は格別です。船上から見るマリーナベイ・サンズの光景は、地上で見るのとはまた違った美しさがあって、「わざわざ船に乗って正解だった…!」と感動したのを覚えています。
4日目:アート&サイエンス
- 午前:アートサイエンスミュージアム見学
- 午後:シンガポール国立博物館・ナショナルギャラリー見学
- 夜 :ナイトサファリ
4日目は、シンガポールの文化や芸術に触れる日。アートサイエンスミュージアムではデジタルアートの展示「チームラボ」が特に人気です。光と音で創られる幻想的な空間に、時間を忘れて没頭してしまいました…。
夜は3泊4日プランで紹介したナイトサファリへ。
5日目:自然と植物園
- 午前:シンガポール植物園(ボタニックガーデン)散策
- 午後:シンガポール動物園見学
- 夜 :マリーナベイ・サンズのライトショー「スペクトラ」鑑賞
5日目は自然に触れる日。シンガポール植物園は世界遺産にも登録されている美しい庭園です。蘭園(ナショナル・オーキッド・ガーデン)では、シンガポールの国花「バンダ・ミス・ジョアキム」を始め、数千種類の蘭を見ることができます。緑に囲まれた散策路を歩いていると、都会の喧騒を忘れられます…。私はここで友達とピクニックをしたのですが、突然のスコールでお弁当が水浸し!という悲劇に見舞われました(泣)。雨季には必ず雨具を持っていってくださいね。
午後はシンガポール動物園で、「オープンコンセプト」という柵のない展示方法で有名な動物園です。
最後の夜は、マリーナベイ・サンズの前で行われる噴水と光と音楽のショー「スペクトラ」を鑑賞。無料なのに、本当に素晴らしいショーなんですよ!
6日目:ショッピングと帰国 3泊4日プランの4日目と同様です。
先輩の体験談:何日あれば十分楽しめる?
「シンガポール観光、何日あれば十分?」というのは、よく聞かれる質問です。私の経験から言うと、最低でも3泊4日、できれば4泊5日以上あると、焦らずに観光を楽しめるかなと思います。
私は修学旅行で4泊5日のプランでシンガポールを訪れたのですが、それでも「もっといたかった!」と思うほど、見どころが多かったです。特に、ローカルの雰囲気を味わうスポットにもっと時間をかけたかったな…という後悔があります。
例えば、チャイナタウンやリトルインディアなどの文化エリアは、急いで観光すると表面的な部分しか見られません。路地裏のカフェに立ち寄ったり、地元の人と会話を交わしたりする時間があると、より深くシンガポールを知ることができます。私は最終日、帰国直前にとあるローカルカフェで出会ったおじいさんと、シンガポールの歴史について語り合う機会があったのですが、もっと時間があればさらに深い話が聞けたはずで、それが心残りです…。
また、「観光スポットに行く」だけでなく、「その場所で過ごす時間」も大切だと感じました。例えば、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイのライトショーは、ただ見るだけなら30分程度で済みますが、周辺の雰囲気を楽しみながらぼんやり過ごすのも旅の醍醐味。時間に余裕があると、そういった「何もしない贅沢」も味わえます。
とはいえ、学生さんはお金や休みの日数に限りがありますよね。3泊4日でも、効率よく回れば主要スポットは押さえられます。大切なのは、「全部見なきゃ!」と焦らず、自分が特に興味のあるスポットに重点的に時間を使うことかなと思います。
私は事前にしっかり下調べをして、「絶対に行きたいスポット」をリストアップしておいたおかげで、限られた時間でも後悔のない旅行ができました。みなさんも、自分だけのシンガポール観光プランを作ってみてくださいね!
シンガポール観光の予算とお金の話
「シンガポール観光って高いんでしょ?」と思っている高校生は多いかもしれません。確かにシンガポールは東南アジアの中では物価が高めの国ですが、賢く計画すれば高校生の予算でも十分楽しめるんです!ここでは、シンガポール観光にかかる費用の内訳や節約術をご紹介します。
シンガポール観光にかかる費用の内訳
シンガポール旅行の予算を考えるときは、大きく分けて以下の項目が必要になります。
航空券 東京-シンガポール間の往復航空券は、時期やキャンペーンによって大きく異なりますが、平均して6万円〜10万円ほど。LCCを利用すれば4万円台で見つけることもできますが、機内食や受託荷物が別料金になる場合が多いので注意が必要です。
私が修学旅行で行ったときは学校手配だったので正確な値段は分からないのですが、個人で行った友人の話では、6月の閑散期にLCCを利用して往復5万円ほどだったそうです。時期をずらせるなら、観光のベストシーズンではない6〜8月頃が航空券が安くなるチャンスかもしれません。
宿泊費 シンガポールのホテルは、立地やグレードによって価格差が大きいです。高級ホテルなら1泊2万円以上することも珍しくありませんが、清潔で便利な立地のビジネスホテルなら1泊5,000円〜1万円程度で見つかります。さらに節約したいなら、ホステルやゲストハウスなら1泊3,000円〜5,000円程度から。
私は友達3人でビジネスホテルのトリプルルームをシェアしたので、1人あたり1泊6,000円程度でした。朝食付きだったので、朝はしっかり食べてお昼は軽めにするという節約術も実践できました!
食費 シンガポールの食事は、食べる場所によって価格が大きく変わります。ホーカーセンター(屋台村)なら1食500円〜1,000円程度で地元の味を楽しめますが、レストランやフードコートだと1,000円〜2,000円、観光地やホテルのレストランだと3,000円以上することも。
私がシンガポールで驚いたのは、「高級そうなカフェのドリンクは日本より高い…」ということでした。おしゃれなカフェのフラペチーノ的なドリンクが1杯800円くらいして、「えっ、高い!」と思ったのを覚えています(笑)。でも、屋台のローカルドリンク「ミロ」「バンドン」「テーサラ」などは200〜300円ほどでとても美味しかったので、こちらを積極的に飲んでいました。
3食全部外食で、4日間の食費の目安は1人あたり2万円〜3万円くらいでしょうか。節約するなら、朝食付きのホテルを選び、ディナーはホーカーセンターなどでリーズナブルに済ませるのがおすすめです。
交通費 シンガポールの公共交通機関はとても便利で、地下鉄(MRT)やバスを使えば市内のほとんどの場所に行けます。観光客向けの1日乗車券「シンガポール・ツーリスト・パス」は10シンガポールドル(約800円)〜で、これを使えば1日中乗り放題です。
一方、タクシーは初乗り400円程度からで、日本より安いものの、頻繁に利用すると結構な額になります。私たちは基本的にMRTやバスを利用していましたが、雨の日や疲れた日は数回だけタクシーも使いました。結局、4日間の交通費は1人6,000円程度だったように思います。
観光スポット入場料 シンガポールの観光スポットの入場料はピンキリです。マーライオン公園やガーデンズ・バイ・ザ・ベイの屋外エリアなど、無料で楽しめるスポットもありますが、主要な観光施設の入場料は以下の通り:
- ユニバーサル・スタジオ・シンガポール:約8,000円
- S.E.A.アクアリウム:約3,000円
- ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ(クラウドフォレスト&フラワードーム):約2,500円
- シンガポールフライヤー(観覧車):約3,000円
- ナイトサファリ:約4,000円
私が実際に使った観光スポット代は合計で約2万円でした。事前にどこに行きたいか決めておいて、優先順位をつけておくと予算管理がしやすいですよ。
お土産代 お土産は、いくらでも予算を使えてしまうところ…。定番のマーライオンのキーホルダーやマグネットなら300円〜500円程度ですが、シンガポール名物のバックタンミー(肉骨茶)やラクサヌードルなどの食品、カヤジャム(ココナッツジャム)といった人気のお土産は1つ1,000円前後します。
私は友達や家族へのお土産として、バックタンミーのインスタント版、カヤジャム、チリクラブ風味のポテトチップスなどを購入。全部合わせて1万円ほど使いました。
合計予算 以上をまとめると、3泊4日の場合、以下のような費用感になります:
- 航空券:6万円〜10万円
- 宿泊費:2万円〜4万円
- 食費:2万円〜3万円
- 交通費:5,000円〜1万円
- 観光スポット:1万5,000円〜3万円
- お土産代:5,000円〜2万円
合計すると、最低でも12万円程度、余裕を持つなら20万円程度が3泊4日のシンガポール旅行の目安になるかなと思います。
高校生の予算に合わせた節約術
「20万円なんて無理…」と思った高校生のみなさん、大丈夫です!いくつかのコツを押さえれば、もっとリーズナブルにシンガポール旅行を楽しむことができますよ。
航空券は早めの予約&比較が鉄則 航空券は早めに予約するほど安くなる傾向があります。3〜6ヶ月前から探し始めて、LCCも含めて複数の航空会社を比較しましょう。また、火・水・木などの平日出発が土日より安いことが多いです。
私の友人は、修学旅行とは別に家族でシンガポールに行ったときに、航空券比較サイトでセールを見つけて、往復5万円で行けたそうです。安い航空券を見つけたら、迷わず確保することも大切かも!
宿泊先は立地重視&複数人でシェア ホテル代を節約するなら、友達と部屋をシェアするのが一番効果的です。また、観光スポットへのアクセスが良い立地を選べば、交通費も節約できて一石二鳥。
私たちは友達3人でトリプルルームを取りましたが、「思ったより広くて快適!」と感じました。むしろ、3人で盛り上がれて楽しかったです。ただ、あまりにも格安な宿泊施設だと治安や衛生面で不安があるので、口コミをしっかりチェックしてから予約することをおすすめします。
食事は「朝食付き・ランチセット・屋台ディナー」がお得 朝食付きのホテルを選び、ランチは観光スポット周辺のフードコートでセットメニューを、ディナーはホーカーセンター(屋台村)で食べるのが食費節約の鉄則です。
私が出会った最高のコスパグルメは、チャイナタウン・フードストリートの「チキンライス」でした。日本円で500円もしないのに、とても美味しくてボリューム満点!また、屋台では「注文の仕方が分からない…」と思っても、基本的に指さしで通じるので大丈夫ですよ。
観光スポットは優先順位をつけて 全ての有料観光スポットを回るのは予算的に厳しいので、「絶対行きたい」スポットを2〜3つに絞り、他は無料スポットで楽しむのがおすすめです。
私は「ユニバーサル・スタジオ・シンガポール」と「ナイトサファリ」を優先して、それ以外はなるべく無料スポットを選びました。マーライオン公園、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイの屋外エリア、マリーナベイの夜景など、無料でも楽しめる場所はたくさんあります!
プリペイドSIMを活用してタクシーアプリを使う シンガポールでは、プリペイドSIMカードが1週間で1,000円程度から購入できます。これがあれば、GoogleマップやSNSが使えるだけでなく、タクシー配車アプリ「Grab」も利用可能に。Grabなら、行き先を入力するだけで簡単に配車でき、料金も事前に分かるので言葉の心配もありません。また、スマホがあれば迷子になる心配も少ないですよね。
私たちの中で1人だけSIMを購入し、みんなでその子のテザリングを使わせてもらうという作戦も取っていました。それで十分快適に過ごせましたよ!
こうした節約テクニックを駆使すれば、3泊4日で15万円程度、極力節約モードなら12万円程度まで抑えることも不可能ではありません。旅行前にしっかり計画を立てて、優先順位をつけることが大切です。
おすすめのお土産と価格相場
シンガポールからのお土産選びは、旅の楽しみの一つですよね。高校生の予算でも買える、おすすめのお土産をご紹介します!
食品系お土産(1,000円前後)
- カヤジャム(ココナッツジャム):定番中の定番で、パンに塗って食べるジャム。Ya Kunというチェーン店のものが特に人気で、1瓶800円程度。
- バクテー(肉骨茶)の素:漢方風味のスープの素で、本場の味が手軽に楽しめます。1箱1,000円前後。
- ラクサペースト:シンガポールの名物麺料理「ラクサ」の素。辛くて濃厚で癖になる味です。1箱700円程度。
- マーマイトビスケット:独特の風味が人気のお菓子。1箱500円程度。
私が買って友達に大好評だったのは、チリクラブ風味のポテトチップス!日本では味わえない刺激的な味わいで、「めっちゃ美味しい!でも辛い!でもやめられない!」と言って喜んでくれました。1袋400円程度でお手頃なのも良かったです。
雑貨系お土産(500円〜2,000円)
- マーライオングッズ:キーホルダーやマグネットは300円〜500円、Tシャツは1,500円程度。
- TWGの紅茶:高級紅茶ブランドで、小さいサイズなら2,000円程度から。
- タイガーバームなどの薬膏:筋肉痛や虫刺されに効く万能薬。500円程度。
- バティックの小物:マレー系の伝統的な染物で作られたポーチやスカーフは1,000円〜3,000円程度。
私のイチオシは、チャイナタウンで買った名前入りの判子です。日本なら3,000円以上しそうなクオリティなのに、1,000円ほどで作ってもらえました。友達にプレゼントしたら、とても喜んでくれましたよ!
その他のお土産(1,000円〜3,000円)
- TigerのTシャツ:シンガポールのビールブランド「Tiger」のTシャツは若者に人気
- プラナカン柄の小物:カラフルな伝統模様が特徴的。ポーチやコースターは1,000円〜2,000円程度。
- チリソースなどの調味料:日本では手に入らない本場の味。1本500円〜1,000円程度。
私が実は一番気に入っているのは、スーパーで買った現地のインスタントコーヒー「白咖啡(ホワイトコーヒー)」です。砂糖と練乳が入った甘いコーヒーで、日本に帰ってからも飲むと「あぁ、シンガポールに戻りたい…」という気持ちになります(笑)。しかも1箱500円程度とリーズナブル!
お土産を買うなら、チャイナタウンのお土産屋さんやブギス・ストリートのショップがおすすめです。空港の免税店も品揃えは豊富ですが、街中より少し割高な傾向があります。ただし、時間がないときは空港でまとめて買うのも一つの手ですね。
私の経験からの助言ですが、現地でお土産を選んでいると「あれもこれも欲しい!」と思ってしまいがちです。事前に「誰に何を買うか」「いくらまで使うか」を決めておくと、予算オーバーを防げますよ。
シンガポールは確かに他の東南アジアの国々と比べると物価は高めですが、工夫次第で高校生の予算でも十分楽しめる観光地です。ぜひ、自分なりの節約プランを立てて、素敵なシンガポール旅行を楽しんでくださいね!
シンガポール観光をより楽しむためのお役立ち情報
シンガポール観光をもっと快適に、もっと楽しくするためのお役立ち情報をご紹介します!観光マップの活用法から、おすすめツアー情報、そして知っておくべき注意点まで、高校生の皆さんが安心して旅行できるようにアドバイスします。
便利な観光マップとアプリの活用法
シンガポール観光をスムーズに進めるためには、地図やアプリを上手に活用することが大切です。
必須の観光マップ シンガポールを訪れたら、まず空港やホテルで無料の観光マップをもらいましょう。特に「シンガポール観光局(STB)」が発行している公式マップは、主要観光スポットやMRT(地下鉄)の路線図が詳しく載っていて便利です。
私が初めてシンガポールを訪れたとき、ホテルでもらった地図を片手に街を歩いていたのですが、道に迷ってしまいました。そこで地元の人に道を尋ねたところ、とても親切に教えてくれただけでなく、「ここに行くならこっちのルートの方が景色がいいよ」とオススメスポットまで教えてくれたんです。地図だけでなく、現地の人とのコミュニケーションも大切だなぁと実感しました。
便利なスマホアプリ スマホを持っている方は、以下のアプリをダウンロードしておくと便利です。
- Google Maps:言わずと知れた地図アプリ。オフラインマップをダウンロードしておけば、通信環境がなくても使えます。
- SG MRT:シンガポールの地下鉄路線図と時刻表がチェックできるアプリ。
- Grab:東南アジア最大の配車アプリ。タクシーの呼び方が分からなくても、行き先を入力するだけで簡単に配車できます。
- Visit Singapore Travel Guide:シンガポール観光局公式の観光ガイドアプリ。最新イベント情報や割引クーポンも入手できます。
私がシンガポールで特に重宝したのは、Grabアプリです。雨の日にマーライオン公園からセントーサ島に移動したいとき、タクシー乗り場は長蛇の列…。でもGrabなら、スマホで呼べば数分で来てくれました。「雨の日の移動手段確保」という意味でも、配車アプリは強い味方です!
Googleマップを賢く使うコツ Googleマップでは、目的地を「スター」マークしておくと、オフラインでも確認できて便利です。私は出発前に行きたいスポットをすべてスター付けしておいたので、現地でWi-Fiがなくても迷わず移動できました。
また、「マイマップ」機能を使って、1日目、2日目…とルートを色分けして作っておくのもおすすめ。私はこれで「この日はこのエリアを集中的に回ろう」と効率的に計画を立てられました。ただ、あまり詰め込みすぎると疲れてしまうので、余裕を持ったスケジュールにするのがコツです。
無料Wi-Fiスポットの活用 シンガポールは、無料Wi-Fiスポットが充実しています。「Wireless@SG」という公共の無料Wi-Fiサービスがショッピングモールや駅、観光スポットなど多くの場所で利用できます。ただし、初回利用時には登録が必要なので、ホテルのWi-Fiが使える環境で登録しておくと安心です。
私はいつでもネットが使えるように、空港でプリペイドSIMカードを購入しました。約1,000円で1週間使えるプランがあり、GoogleマップやSNSの投稿に大活躍でした。友達とはぐれても、LINEで「今どこ?」と連絡できたのは心強かったです!
おすすめの観光ツアーと個人旅行の比較
シンガポール観光は、ツアーと個人旅行、どちらで行くのがいいのでしょうか?それぞれのメリット・デメリットを比較してみましょう。
パッケージツアーのメリット・デメリット メリット:
- 航空券とホテルがセットになっているので、手配が簡単
- ツアー限定の割引や特典があることも
- 日本語ガイド付きなら、言葉の心配なし
- 初めての海外旅行なら安心感がある
デメリット:
- スケジュールが決められている場合が多い
- 自分のペースで観光できないことも
- 個人旅行より割高なケースがある
私の友人は団体ツアーでシンガポールに行きましたが、「移動が楽だった」と喜んでいました。特に空港からホテルへの送迎や、主要観光スポットへのバス移動が便利だったそうです。ただ、「もっとこのお店を見たかったのに…」という残念な気持ちもあったとか。
個人旅行のメリット・デメリット メリット:
- 自分のペースで観光できる
- 行きたいスポットだけを効率的に回れる
- うまく計画すれば費用を抑えられる
- 現地の文化や人々と触れ合う機会が多い
デメリット:
- すべて自分で手配する必要がある
- 言葉の壁に直面することも
- 交通機関の乗り方などを調べる手間がかかる
私は友達と個人旅行でシンガポールに行きましたが、「急に予定を変更できる自由さ」が最高でした。例えば、マリーナベイ・サンズの夜景があまりにも素晴らしくて、「もう1時間ここにいよう!」と予定を延長できたのは個人旅行ならでは。計画を立てる段階は大変でしたが、その分思い出深い旅になりました。
おすすめの現地発着ツアー 個人旅行でも、現地発着のオプショナルツアーを利用するのがおすすめです。特に以下のような場所は、ツアーで行くと効率的かつお得に楽しめます。
- ナイトサファリ:日本語ガイド付きツアーなら、動物たちの解説も聞けて理解が深まります。
- シンガポール市内半日観光:短時間で主要スポットを効率的に回れます。
- リバークルーズ:シンガポール川からの夜景を楽しむボートツアーは格別です。
- マレーシア日帰りツアー:国境を越えてジョホールバルを訪れるツアーも人気です。
私たちは「ナイトサファリ」だけ現地発着ツアーを利用しました。ホテルまでの送迎付きで、日本語ガイドさんが動物の生態を詳しく説明してくれたので、ただ見て回るだけよりも何倍も楽しめました!特に、自分たちだけでは分からなかったであろう小さな動物の隠れ場所なども教えてもらえて、「ツアーに参加して良かった!」と思いました。
高校生におすすめの旅行スタイル 高校生の場合、完全な個人旅行よりも、航空券とホテルがセットになった「フリープラン」がおすすめです。基本的な手配は済んでいるけれど、現地では自由に行動できるスタイルが、初めての海外旅行でも安心です。
私たちは、航空券とホテルだけ旅行会社で手配して、現地での行動は完全に自由なプランで行きました。空港からホテルへの送迎付きだったので、到着時の不安もなく、あとは自分たちのペースで観光を楽しめました。これが個人的には一番バランスの良い方法だと思います!
シンガポール観光で注意したい点と対策
シンガポールは治安の良い国ですが、それでも海外旅行なので注意すべき点はあります。快適な旅行のために、以下のポイントに気をつけましょう。
気候・服装の注意点 シンガポールは一年中蒸し暑いので、服装選びが重要です。
- 日よけ対策(日焼け止め・帽子・サングラス)を忘れずに
- 雨季(11月〜1月)は折りたたみ傘を持参しましょう
- 薄手の羽織るものを1枚持っておくと、強い冷房対策になります
- 歩きやすい靴は必須です
私が一番失敗したのは、「スニーカーじゃなくてサンダルで行こう」と思ったこと…。確かに暑いのでサンダルは涼しいのですが、一日中歩き回るとなると足が痛くなります。結局、現地でスニーカーを買うはめになりました(苦笑)。快適な歩行を重視した靴選びをおすすめします!
マナーと法律の注意点 シンガポールは「罰金の国」とも言われるほど、様々な行為に罰則があります。
- ガムの持ち込みは禁止(個人使用のごく少量は問題ありませんが、念のため控えましょう)
- ゴミのポイ捨ては重い罰金(最大2,000シンガポールドル)
- 公共の場での喫煙は指定エリアのみ許可
- MRTや駅構内での飲食は禁止
- 横断歩道以外での道路横断も罰金の対象
私たちは、現地のMRTで飲み物を飲もうとしたところ、優しそうなおばあさんが「ここでは飲めないよ」と教えてくれました。知らずに違反するところだったので、本当に助かりました。地元の人は基本的に親切なので、分からないことは遠慮なく聞いてみるといいですよ。
健康面での注意点
- 水道水は一応飲めますが、ミネラルウォーターを利用するのが無難です
- 屋台で食事をする場合は、繁盛している店を選びましょう
- 強い日差しと湿度で熱中症になりやすいので、こまめな水分補給を心がけて
- 胃腸薬や頭痛薬など、基本的な薬は持参しておくと安心です
シンガポールで私が一番困ったのは、冷たい飲み物のとりすぎで喉を痛めてしまったこと…。暑さのあまり、アイスコーヒーやアイスティーを飲みすぎて、旅行3日目には声が出なくなってしまいました。適度な水分補給を心がけ、冷たすぎる飲み物の摂りすぎには注意してくださいね。
貴重品管理の注意点
シンガポールは東南アジアの中では治安が良い国ですが、それでも海外旅行なので貴重品管理は徹底しましょう。
- パスポートのコピーを別に持ち歩く(原本はホテルのセーフティボックスに)
- 財布やスマホは前ポケットやショルダーバッグの内ポケットに
- 混雑した場所では特に注意が必要
- 高額な現金や貴重品は持ち歩かない
私は貴重品をウエストポーチに入れて、それを服の中に隠すようにして持ち歩いていました。少し面倒くさいですが、これなら安心して観光に集中できますよ。
言葉の壁への対策
シンガポールの公用語は英語、中国語、マレー語、タミル語ですが、観光地では基本的に英語が通じます。
- 基本的な英語のフレーズは覚えておくと便利(Hello, Thank you, Excuse me, How much? など)
- 翻訳アプリや電子辞書があると安心
- 身振り手振りやジェスチャーも大切なコミュニケーション手段
私は正直、英語が得意ではなかったのですが、シンガポールではなんとかなりました。例えば、レストランでメニューが分からないときは「What do you recommend?(おすすめは何ですか?)」と聞くだけでOK。あとはスマホの翻訳アプリを駆使して乗り切りました!
シンガポールは比較的旅行しやすい国ですが、やはり海外なので日本との違いはあります。でも、そんな違いを発見するのも旅の醍醐味!注意点を押さえつつ、新しい文化や環境を楽しんでくださいね。「ここは日本と違うな」と感じる瞬間こそ、旅の魅力だと思います。
まとめ:高校生のシンガポール観光の心得
シンガポール観光について、基本情報から観光スポット、モデルコース、予算、お役立ち情報まで幅広くご紹介してきました。ここで改めて重要ポイントをおさらいしましょう。
シンガポールは小さな国ながら、近代的な都市景観と多様な文化が共存する魅力的な観光地です。マリーナベイ・サンズやガーデンズ・バイ・ザ・ベイといった未来的な観光スポットから、チャイナタウンやリトルインディアなどの文化エリアまで、様々な顔を持っています。
観光のベストシーズンは11月~2月の乾季で、スコールが少なく比較的過ごしやすい時期です。日本人観光客はビザなしで30日間滞在可能ですが、パスポートの残存期間には注意が必要です。
観光プランは、3泊4日の短期滞在なら主要スポットを効率的に回るコースがおすすめ。余裕があれば5泊6日で、より深くシンガポールの魅力を堪能できます。予算は、3泊4日で15万円前後が目安ですが、LCCの利用や宿泊先の工夫、食事場所の選択などで節約することも可能です。
現地では、観光マップやスマホアプリを活用すれば迷うことなく観光できます。特に、Grabアプリは雨の日の移動に便利ですし、GoogleマップのオフラインマップはWi-Fi環境がなくても役立ちます。
シンガポールは治安が良く、初めての海外旅行先としても安心ですが、暑さ対策や貴重品管理など基本的な注意点は押さえておきましょう。また、マナーや法律の違いにも気をつけて、トラブルを避けることが大切です。
何より大切なのは、「自分らしい旅を楽しむこと」です。観光スポットを急いで回るより、ときには立ち止まって街の雰囲気を感じたり、現地の人と会話を交わしたりする時間も大切にしてみてください。そうすることで、より深くシンガポールの魅力を感じることができるはずです。
私自身、シンガポール旅行は高校生活の中でも特別な思い出となりました。異文化に触れる経験は、視野を広げ、新しい発見をもたらしてくれます。みなさんも、ぜひシンガポール観光を楽しんでください!
もし「シンガポールのどこに行くべきか分からない」「予算の組み方が難しい」など、旅行計画で迷ったことがあれば、ぜひコメントで相談してくださいね。先輩旅行者として、精一杯アドバイスします!