こんにちは!先月、約2年ぶりに韓国へ旅行してきました。もう、言葉にできないくらい楽しかったんです!前回行ったときとはまた違った魅力を発見できて、特に男性の僕としては「もっと早く知っておけばよかった!」と思うことがたくさんありました。
今回は、2025年の最新情報を踏まえながら、特に20〜30代の男性が韓国旅行を思いっきり楽しむためのリアルな情報をお届けします。観光スポットから食事情報まで、実際に体験して「これは!」と思ったものだけを厳選してご紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
韓国旅行の基本情報と2025年の最新事情
入国手続きがさらに簡素化!Kトラベルパスの導入
2025年から韓国への入国がさらに簡単になりました。日本からの観光目的の渡航なら、従来のK-ETAが進化した「Kトラベルパス」というシステムを使えば、事前申請が超スムーズ!スマホだけで完結するようになって、審査結果も最短30分で出るようになりました。
僕の場合は、成田空港を出発する3日前に申請したんですが、あっという間に承認されて一安心…。昔は紙の入国カードを書かなきゃいけなかったのが懐かしいです(笑)。
ちなみに申請料は1万ウォン(約1,000円)で、承認されれば2年間有効です。旅行直前になって「あ、手続き忘れてた!」というパニックを避けるためにも、航空券を取ったらすぐに申請することをおすすめします。
為替レートと物価の最新事情
2025年4月現在、1,000ウォンが約105円前後で推移しています。以前より若干円安になっていますが、日本と比べるとまだまだ物価は安い印象です。特に食事や交通費はかなりリーズナブル!
ソウルの地下鉄は基本運賃が1,350ウォン(約140円)からで、日本の都市と比べるとかなり安いです。タクシーも初乗り4,800ウォン(約500円)からと、東京や大阪と比べるとお得感があります。
食事に関しては、屋台やフードコートなら一食5,000〜10,000ウォン(約525〜1,050円)で満足できるものが食べられますし、ちょっといいレストランでも20,000〜30,000ウォン(約2,100〜3,150円)あれば十分楽しめます。
ただ、最近はインスタ映えするカフェやレストランの価格が上昇傾向にあるので、有名スポットではちょっと高めの設定になっていることも…。その辺は事前にレビューサイトなどでチェックしておくと安心です。
現地でのキャッシュレス決済が超便利に
これは特筆すべき点なんですが、2025年の韓国ではキャッシュレス決済がさらに進化していて、日本のクレジットカードやデビットカードがほぼどこでも使えるようになっています。小さな屋台でさえQRコード決済に対応していることが多いんです!
僕は今回、現金を20,000円分だけ両替して持っていきましたが、ほとんど使わずに帰ってきました…。ただ、地方の小さなお店や市場では現金しか使えない場所もあるので、少しは持っておいた方が安心かなと思います。
あと、韓国の交通カード「Tマネー」か「Cashbee」があると、地下鉄やバスの乗り降りがスムーズです。最近はコンビニでチャージできるタイプのものが主流で、観光客でも簡単に使えます。僕はインチョン空港のコンビニで購入して、そのまま市内までの空港鉄道に乗りました。便利すぎて感動しましたね…!
無料Wi-Fiが全国に広がって超快適
2025年の韓国では、公共Wi-Fiのカバー範囲が劇的に広がっています。ソウルの主要観光地、地下鉄の駅や車内、カフェ、ショッピングモールはもちろん、公園や広場などの屋外エリアでも無料Wi-Fiが使えるようになりました。
「Korea Free Wi-Fi」というSSIDを見つけたら、接続してみてください。メールアドレスなどの簡単な登録だけで利用できます。速度も結構速くて、SNSの投稿やナビアプリの利用には全く問題ありませんでした。
とはいえ、山間部や地方に行く予定がある場合は、やはりポケットWi-Fiやe-SIMを用意しておいた方が無難です。僕は今回、日本出発前にe-SIMを購入しておいて正解でした。地下鉄の乗り換えで迷子になったとき、すぐにマップアプリで確認できて助かりました…。あの時Wi-Fiがなかったら、今頃も地下鉄の駅をさまよっていたかも(笑)。
旅行前に知っておくべき韓国語フレーズ
韓国は英語が通じる場所も増えていますが、やっぱり現地の言葉を少し知っているとぐっと旅が豊かになります。僕は旅行前に、YouTubeで韓国語の挨拶と数字だけ覚えていったんですが、それだけでも現地の人との距離がぐっと縮まった気がします。
特に役立ったフレーズをいくつか紹介します:
- アンニョンハセヨ(こんにちは)
- カムサハムニダ(ありがとうございます)
- イゴ オルマエヨ?(これはいくらですか?)
- トイレ オディエヨ?(トイレはどこですか?)
- マシッソヨ!(美味しいです!)
最後の「マシッソヨ!」は特に使える表現で、食堂やレストランで使うと店員さんが超喜んでくれます。僕がソウルの焼肉屋さんでこれを言ったら、おまけのキムチをサービスしてくれたことも!ちょっとした言葉の交流が、思わぬサプライズにつながることもあるんです。
【体験談】韓国訪問のきっかけと個人的な感想
実は僕、もともと韓国にはそれほど興味がなかったんです。でも、会社の同僚が「韓国の焼肉とチキンが最高すぎる!」と熱弁していて、「そこまで言うなら一度行ってみるか」という軽い気持ちで初めて韓国を訪れたのが2年前。
そして…完全にハマってしまいました(笑)。食事が美味しいのはもちろん、街の雰囲気や人々の温かさ、そして日本からのアクセスの良さ。「近いのにこんなに異なる文化があるんだ!」という新鮮な驚きがあって、それ以来、年に1回は訪れるようになりました。
特に今回の旅行では、前回行けなかった新しいエリアを中心に回ったんですが、2年前と比べてもさらに発展していて驚きました。新しいカフェやショップがどんどん生まれている活気が、旅行者の僕にも伝わってきて、なんだかワクワクする気持ちで滞在できました。
次のブロックでは、特に男性におすすめの観光スポットについて詳しく紹介していきますね!
男性におすすめの韓国観光スポット
さあ、ここからは本題!男性の僕が実際に行って「これは楽しい!」と思った観光スポットを紹介していきます。定番から穴場まで、2025年ならではの最新情報も交えつつお届けしますね。
ソウルの定番スポットの最新事情
明洞(ミョンドン)の変化が凄い!
韓国観光といえば真っ先に思い浮かぶ明洞ですが、2025年の明洞は数年前とはかなり様変わりしています。コロナ禍で閑散としていた時期を経て、今はテック系ショップが急増中!特にスマホグッズや最新ガジェットのショップが集まるエリアができていて、僕みたいなガジェット好きには天国でした。
「MISOガジェットモール」という新しいビルは、まさに男性向けのテクノロジー専門モール。最新のゲーム機から韓国発のユニークなガジェットまで、見ているだけでも楽しい場所です。価格も日本より15〜20%ほど安いものが多くて、つい財布の紐が緩んでしまいました…。
ただ、明洞は週末になるとかなりの混雑なので、ゆっくり見たいなら平日の午前中がおすすめです。僕は水曜日の午前10時頃に行きましたが、比較的空いていて快適でした。
南山タワーは予約システムが変わった!
南山(ナムサン)タワーは相変わらず人気スポットですが、2025年から完全予約制になっています。これは知らないと当日行っても入れない可能性があるので要注意!公式サイトかNaver(韓国のポータルサイト)から事前予約が必要です。
特に夕方から夜にかけての時間帯は「サンセットチケット」という名前の特別チケットになっていて、若干料金は高いですが(通常料金11,000ウォンがサンセット時は14,000ウォン)、その分混雑も避けられます。
僕が行った時のプロチップとしては、サンセットの1時間前に到着して、日が沈む瞬間から夜景への変化を楽しむというのがベストでした。昼と夜の両方の景色が楽しめて、写真映えも抜群だったんです。特に男性一人だと写真を撮るのが難しい時もありますが、タワー内には自動撮影スポットも設置されているので安心ですよ。
景福宮(キョンボックン)のナイトツアーが進化
伝統的な宮殿である景福宮は、2025年からナイトツアーがさらにパワーアップしました。なんと!AR(拡張現実)技術を使ったガイドツアーが導入されたんです。レンタルされるARグラスを通して宮殿を見ると、朝鮮王朝時代の人々や行事が目の前に現れる仕組み。歴史にあまり興味がなかった僕でも、めちゃくちゃ楽しめました。
ただし、このナイトツアーは超人気で、予約開始(毎月1日)から数時間で埋まってしまうほど。僕は韓国の知人に頼んで予約してもらいましたが、自力で予約する場合は、予約開始時間にWebサイトにアクセスする必要があります。料金は30,000ウォン(約3,150円)と少し高めですが、その価値は十分あると思います。
ちなみに、伝統衣装(韓服)のレンタルショップも近くに増えていて、韓服を着て宮殿を散策すると入場料が無料になるサービスは2025年も継続中。最近は男性向けの韓服も種類が増えていて、友達とシェアしたSNS投稿が意外と好評だったりして…(笑)。
男性に人気の買い物スポット
東大門(トンデムン)のメンズファッション激安ショップ
東大門は相変わらずファッションの聖地ですが、最近では男性向けのショップが急増しています。特に「ユニーク」や「DDM Style」などのローカルブランドが、日本未上陸の韓国ファッションを手頃な価格で提供していて要チェックです。
僕のお気に入りは「D-TOWER」の3階にある「Men’s Republic」というショップ。ここは韓国の若手デザイナーが手がけるアイテムが集まっていて、似たようなデザインの日本ブランドと比べると半額くらいで買えるんですよね。実際、今着ているこのジャケットも東大門で買ったものなんですが、日本で「どこで買ったの?」と聞かれることが多いです。
ショッピングのコツとしては、「ドゥーユーハブアディスカウント?」(割引はありますか?)と聞いてみること。特に複数買いすると値引きしてくれることが多いですよ。僕はシャツ3枚買ったら、1枚おまけしてもらえました…ラッキー!
ヨントラルパークの「メンズカルチャーゾーン」
ソウルの複合施設「ヨントラルパーク」(龍山エリア)には、2024年末にオープンした「メンズカルチャーゾーン」という男性向けのフロアがあります。ここは単なるショッピングだけでなく、韓国の男性文化を体験できる場所。
例えば、韓国式バーバーショップでヘアカットやシェービングを体験できたり、韓国男性に人気のスキンケア製品を試せたり、さらには韓国の伝統酒場を模したバーでローカルなお酒を飲めたりします。
僕は思い切って韓国式バーバーショップ「Gentlemen’s Quarter」でヘアカットしてもらいましたが、これが予想以上に良かった!日本と違ってシャンプーからマッサージ、フェイシャルトリートメントまでセットになっていて、価格も45,000ウォン(約4,725円)とコスパ良し。日本でこのレベルのサービスを受けたら倍はしそうです…。
また、同じフロアにある「K-Homme」という韓国メンズコスメの専門店では、男性向けパックや化粧水のサンプルを気前よくもらえました。韓国男性の肌の綺麗さは有名ですが、その秘密を持ち帰れるのは嬉しいですね。
テクノロジー関連の見どころ
DMC(デジタルメディアシティ)が進化中
ソウル西部にあるDMCエリアは、韓国のIT企業が集まるエリアですが、2025年にはさらに観光客向けの施設が充実しました。特におすすめは「Future Life Experience Center」。ここではVRやAIなど最新技術を無料で体験できるんです!
僕が訪れた時は、未来の家をシミュレーションできるVR体験が印象的でした。壁一面がスクリーンになっていて、声でコントロールする家電や、自動で料理を作るキッチンなど、まるでSF映画の世界…。技術好きなら絶対に楽しめるスポットです。
入場は無料ですが、人気アトラクションは予約制のものもあるので、公式サイトで事前にチェックしておくことをおすすめします。平日なら予約なしでも楽しめますが、週末は混雑していました。
江南(カンナム)のApple Store韓国旗艦店
2024年末にオープンした江南駅近くのApple Store韓国旗艦店は、単なるショップではなく、建築的にも見応えがあります。韓国の伝統建築の要素を取り入れた斬新なデザインで、中に入ると吹き抜けになった天井から光が差し込む構造。
ここでは定期的に韓国のクリエイターによるワークショップやトークイベントが開催されていて、僕が訪れた時は「ソウルの街を撮影するテクニック」というフォトウォークのワークショップに参加しました。韓国人フォトグラファーに街の撮影スポットを案内してもらえて、通常の観光では絶対に知れない場所も発見できました。
イベントは公式サイトかアプリから予約可能で、ほとんどが無料。英語対応のイベントも増えているので、言葉の心配もあまりないです。Appleユーザーじゃなくても参加できるので、カメラやデザインに興味がある方にはおすすめですよ。
アウトドア系アクティビティスポット
漢江(ハンガン)でEボートレンタルが人気急上昇
ソウルを流れる漢江では、2025年からEボート(電動ボート)のレンタルサービスが拡大しています。特に蚕室(チャムシル)や汝矣島(ヨイド)エリアには、スマホアプリで予約・決済できるシェアEボートのステーションが登場。
操作は超簡単で、免許もいらないタイプのものだから、初心者でも気軽に漢江クルージングを楽しめるんです。最大2人乗りで、1時間40,000ウォン(約4,200円)。僕は夕方に乗ったんですが、川から見る夕暮れのソウルの景色が最高でした。
乗船前に簡単な安全講習があって、エリア内であれば自由に移動できます。防水ケースもレンタルできるので、スマホを水没させる心配もなし。漢江沿いにはフォトスポットがたくさんあって、SNS映えする写真が撮れるのも嬉しいポイントです。
北漢山のハイキングコースが整備されてアクセス良好に
ソウル北部にある北漢山(プッカンサン)は地元民に人気のハイキングスポットですが、2025年から外国人観光客向けのサービスが充実してきました。特に白雲台(ペグンデ)コースは、英語と日本語の案内表示が増えて道に迷う心配がなくなりましたね。
また、北漢山駅からシャトルバスが運行開始されたことで、アクセスも格段に良くなりました。往復10,000ウォン(約1,050円)で、30分ごとに出ているので便利です。
僕はそれほどハイキング慣れしていませんが、初心者向けの「城郭コース」(約2時間)を選んで無理なく登れました。山頂からのソウル市内の眺めは息をのむほど美しくて、都会の喧騒を忘れられる貴重な時間でした。
休日は韓国人ハイカーで混雑するので、平日に行くのがベスト。山で出会った韓国人は皆さん親切で、一人で登っていた僕に「一緒に写真撮りましょうか?」と声をかけてくれたり、お手製のキンパ(韓国風海苔巻き)をシェアしてくれたり…。韓国人の温かさを感じた瞬間でした。
筆者のお気に入りスポットと体験談
弘大(ホンデ)エリアの「秘密のルーフトップバー」
若者の街として知られる弘大エリアですが、観光客向けのメインストリートを少し外れると、地元民しか知らないスポットがたくさんあります。僕のイチオシは「Cloud 9」というルーフトップバー。小さなオフィスビルの9階にあって、外からは全く目立たない入り口なんです。
韓国人の友人に連れて行ってもらったんですが、エレベーターを降りると突然現れる開放的な空間に驚きました。ソウルの夜景を一望できるテラス席があって、DJが選曲する心地よい音楽と、リーズナブルなクラフトビール(7,000ウォン〜)が楽しめます。
週末は地元の若者で混み合いますが、平日の夕方なら比較的空いています。場所はホンデ駅から徒歩7分、「Three Brother’s Tattoo」という入れ墨店の建物の9階です。看板がほとんどないので、Google Mapを頼りに探してみてください。夕暮れ時から夜にかけての時間帯がとくに雰囲気が良くておすすめです。
望遠(マンウォン)エリアの「男性専用サウナ体験」
最後に紹介するのは、ちょっと勇気がいるけど忘れられない体験になった「男性専用サウナ」。韓国の伝統的な公衆浴場「チムジルバン」の進化形で、最近は外国人観光客向けのサービスも充実してきています。
僕が訪れたのは望遠エリアにある「King Spa」。24時間営業で、入場料は17,000ウォン(約1,785円)。最初は周りが全員韓国人で緊張しましたが、基本的な流れさえ掴めば問題なく楽しめました。
まず、入り口で料金を支払うとロッカーキーがもらえます。着替え場で全ての服を脱いで(ここは完全裸です!最初は躊躇しましたが、周りは普通に過ごしているので直ぐに慣れます)、浴場エリアへ。
浴場には様々な温度の浴槽があって、特に「黄土サウナ」は韓国ならではの体験。43度ほどの高温で、最初は「熱すぎ!」と思いましたが、徐々に体が温まってくると不思議と心地よくなってきます。
サウナ後は休憩室で横になったり、軽食コーナーでシッケ(韓国の甘い米飲料)を飲んだり。言葉が通じなくても、身振り手振りで何とかなりました。実は、ここで隣になった韓国のおじさんが日本語を少し話せて、「日本人?初めて?」と話しかけてくれたんです。彼の大阪旅行の思い出話を聞きながら過ごした時間は、予想外の素敵な思い出になりました。
チムジルバン体験は言葉の壁を超えた交流ができる、男性旅行者にこそおすすめしたいユニークな韓国文化体験です。最初は勇気がいるかもしれませんが、その分思い出に残ること間違いなしですよ!
次のブロックでは、韓国旅行の大きな魅力である「食事」について詳しく紹介していきますね。
韓国の食事事情と男性におすすめのグルメスポット
さて、韓国旅行の醍醐味と言えば何といっても「食」ですよね!特に男性の食欲を満たす絶品グルメがリーズナブルな価格で楽しめるのは、韓国旅行の大きな魅力です。ここでは、男性旅行者におすすめの韓国グルメと、実際に行って美味しかったお店を紹介します!
韓国料理の基本と男性に人気のメニュー
男性に絶対おすすめの「サムギョプサル」最新事情
韓国料理と言えば「サムギョプサル」(豚バラ肉の焼肉)は外せませんよね。これは今も昔も変わらない人気メニューですが、2025年の韓国では少し進化しています。特に人気なのが「8色サムギョプサル」という8種類の味付けバラ肉を一度に楽しめるスタイル。
ソウルの新村(シンチョン)エリアにある「8色サムギョプサル専門店」は、一人でも入りやすい雰囲気で、日本語メニューもあるから安心。8種の中で特に「マッコリ漬け」と「ハーブ」が僕のお気に入りでした。セット(2人前)で65,000ウォン(約6,825円)とちょっと高めですが、その価値は十分あります。
また、最近増えているのが「無煙サムギョプサル」のお店。特殊な排気システムで煙が出ないので、服に焼肉の匂いがつかないのが嬉しいポイント。帰国前の最後の夜に行っても、翌日の飛行機で服が臭くならずに済みますよ!
辛さ調整可能な「チーズタッカルビ」が進化中
鶏肉とチーズが絡み合う「チーズタッカルビ」も依然として人気です。特に2025年のトレンドは「辛さ調整可能」なお店が増えていること。日本人観光客の多いエリアでは、0〜5段階で辛さを選べるお店が主流になっています。
明洞の「ヨルシム・タッカルビ」では注文時に辛さレベルを選べて、レベル0でも十分に味は濃厚。逆に辛い物好きならレベル5に挑戦してみては?僕は意地になってレベル4を頼んだら、汗だくになりながらも完食…。でも不思議と病みつきになる美味しさでした!
タッカルビを頼む際のプロチップとしては、最後に残ったタレにご飯を投入して作る「ポックンパッ」(混ぜご飯)まで楽しむこと!タレが絡んだチーズリゾット風の味わいがたまりません。食べきれないかなと思っても、不思議と胃袋に入っちゃうんですよね(笑)。
男性の胃袋を満たす「ソルロンタン」と「コムタン」
寒い日や二日酔いの朝に最高なのが、牛骨スープの「ソルロンタン」か「コムタン」。透き通った白いスープに柔らかい牛肉が入ったシンプルな料理ですが、これがまた身体に染み渡る美味しさなんです。
特に「富平ソルロンタン」というチェーン店は、24時間営業の店舗もあって便利。深夜に到着した初日や、朝早い出発の最終日にも利用できます。値段も12,000ウォン(約1,260円)前後とリーズナブル。
食べ方のコツは、テーブルにある塩とネギを自分好みで調整すること。最初はスープをそのまま味わって、少しずつ塩加減を整えていくのが通の食べ方です。僕は最初、塩を入れすぎて後悔…。少しずつ足していくのがベストでした!
一人でも入りやすいレストラン情報
一人焼肉専門店が急増中!
韓国旅行で「焼肉は食べたいけど、一人だと入りにくいかな…」と心配していませんか?その心配は無用です!最近のソウルでは「一人焼肉」専門店が大人気で、カウンター席で一人焼肉を楽しめるお店が増えています。
特におすすめは、弘大エリアの「ナムサンソン・ホンデ店」。ここはカウンター席が20席ほどあり、目の前でスタッフが肉を焼いてくれるスタイル。一人前のセットが17,000ウォン(約1,785円)からと手頃で、サイドメニューも充実しています。
僕が行った時は平日の夜でしたが、地元の若者や社会人で8割ほど埋まっていました。隣に座った韓国人も一人だったので、全く居心地が悪くありません。むしろ「せっかくだから色んな種類を食べたい!」という欲張りな気持ちを満たせる、一人旅にぴったりのシステムだと思いました。
デジタルオーダーで言葉の壁を克服!
言葉の壁が心配な方には、タブレットでオーダーできる「デジタルオーダー」システムのお店がおすすめです。特に江南エリアのフードコートや、ITに強い韓国らしく最新テクノロジーを導入したレストランが増えています。
例えば、COEX(コエックス)モール内の「スマートダイニング」エリアは、全店舗がタブレットオーダー対応。日本語メニューもあって、写真付きで選べるから迷う心配なし。味の好みや辛さも細かく指定できるのが嬉しいポイントです。
また、一人でも入りやすいのは「キンパ」(韓国風海苔巻き)チェーン店の「キンパラン」。ここは定食スタイルで、写真を指差すだけで注文できます。特に「チャムチキンマヨキンパ」(ツナマヨキンパ)と「ユッケジャンスープ」の組み合わせは、ボリューム満点で男性にもおすすめ。6,000ウォン(約630円)ほどでお腹いっぱいになれます。
男性ソロ旅行者に優しい「フードホール」文化
最近のソウルでは「フードホール」と呼ばれる、複数の飲食店が集まった食のテーマパークのような施設が人気です。特に「同南洞フードホール」(梨泰院エリア)は、韓国のストリートフードから創作料理まで15店舗以上が集結。
ここの魅力は、一人でも複数の店舗のメニューを少しずつ試せること。僕は「トッポッキ」「海鮮チヂミ」「ミニ冷麺」と3店舗のメニューを少しずつ楽しみました。フードホールなら「あれも食べたい、これも食べたい」という欲張りな気持ちを満たせるんです!
また、カウンター席が多いのも一人旅には嬉しいポイント。隣に座った外国人観光客と食べ物の話で盛り上がることもあって、思わぬ交流が生まれる場所でもあります。僕は隣に座ったアメリカ人と意気投合して、その後一緒に近くのバーに行ったりも…。一人旅ならではの出会いがあるのも楽しいですよね。
ローカルフードと屋台グルメの楽しみ方
2025年の屋台新名所「夜食路」をチェック!
ソウルの屋台グルメと言えば「明洞」や「東大門」が有名ですが、2025年の新名所は「夜食路」(ヤシッロ)。龍山(ヨンサン)駅近くに新設された屋台特区で、政府公認の清潔な屋台が50店舗以上集まっています。
特におすすめは「ハッドグゾーン」と呼ばれるエリア。ここには韓国風ホットドッグの専門店が6店舗も集まっていて、チーズ入り、ラーメン入り、さらには明太子入りなど様々なバリエーションが楽しめます。値段も3,500〜5,000ウォン(約370〜525円)とリーズナブルです。
僕のお気に入りは「モチチーズハッドグ」。外はサクサク、中はもちもちのライスケーキとトロトロのチーズという絶妙な食感…。これを片手に歩きながら食べるのが、韓国流の楽しみ方です。
また、ここでは電子決済がほぼ全ての店で使えるようになっていて、現金を持ち歩く心配もありません。屋台街なのに清潔で、座れるスペースもあるので、気軽に立ち寄れるスポットです。
市場でローカルな味を発見!「広蔵市場」のディープな魅力
広蔵市場(クァンジャンシジャン)は、テレビでも紹介される人気スポットですが、まだまだ知られていないディープな楽しみ方があります。特に市場の奥にある「職人通り」には、30年以上続く老舗の食堂が密集しています。
ここでのおすすめは「マユクッ」という牛の内臓と野菜のスープ。見た目は少し勇気がいるかもしれませんが、これが予想以上の美味しさ!特に「ハルモニマユクッ」(おばあちゃんのマユクッ)という小さな食堂のものは絶品でした。8,000ウォン(約840円)で、スープとご飯、おかずまでついてくるからコスパも最高です。
ただし、この界隈は韓国語オンリーの場所が多いので、写真を撮って見せるか、簡単な韓国語フレーズを覚えておくと安心。「イゴジュセヨ」(これをください)と言いながら他の人の食べているものを指差すのも一つの手ですよ。
僕は最初、入るのを躊躇していましたが、思い切って入ったら、おばあちゃんが身振り手振りで色々教えてくれて、むしろアットホームな雰囲気を楽しめました。言葉が通じなくても、美味しい食べ物を前にすれば自然と笑顔になれるものですね。
お酒好きにおすすめの韓国ドリンクとバー
進化する「マッコリ」を専門店で飲み比べ
韓国の伝統酒「マッコリ」(米で作る乳白色のお酒)は、昔はただの安酒というイメージでしたが、今や様々な種類があるプレミアム飲料に進化しています。特に「マッコリバー」と呼ばれる専門店では、全国各地の銘酒が飲み比べられます。
ソウル西部の麻浦(マポ)エリアにある「ヌリマッコリ」は、40種類以上のマッコリがあり、4種飲み比べセット(15,000ウォン・約1,575円)がおすすめ。特に「いちごマッコリ」「松の実マッコリ」など、フルーティーな新種のマッコリは日本人の口にも合うと思います。
僕はあまりお酒が強くないのですが、マッコリは日本酒よりもアルコール度数が低めで飲みやすい印象。特に「トンドンジュ」という伝統的な製法で作られるマッコリは、微炭酸でさっぱりした喉ごしが気に入りました。
マッコリと一緒に頼みたいのが「パジョン」(ネギのチヂミ)。雨の日にマッコリとパジョンを楽しむのは、韓国の風物詩とも言われています。外は雨、店内はほんのり暖かく、チヂミの音を聞きながらマッコリを飲む…。そんな時間が妙に心地よかったですね。
クラフトビールシーンが活性化!「ブリュワリーホッピング」が流行
韓国と言えば「カスビール」(軽めの味わいのビール)というイメージがありましたが、2025年の韓国ではクラフトビールシーンが大活性化しています。特にソウルの麻浦区や龍山区には地元のマイクロブリュワリーが集まっていて、「ブリュワリーホッピング」(複数のビール醸造所を巡ること)が観光客にも人気です。
おすすめは「韓江ブリューイング」。漢江沿いにあるこのブリュワリーでは、韓国の食材を使ったユニークなビールが楽しめます。特に「キムチサワー」というキムチの酸味を活かしたサワービールが意外な美味しさ!一杯8,000ウォン(約840円)とちょっと高めですが、その価値はあります。
また、平日の17時〜19時は「クラフトハッピーアワー」で、全品30%オフになるお店も多いです。僕は木曜日の夕方に訪れて、お得に4種類のビールを試すことができました。各醸造所は英語メニューも用意していて、スタッフも英語対応してくれるから言葉の心配も少ないです。
ビールと一緒に食べたいのが「チキン」。韓国のフライドチキンは日本のものより香ばしくてジューシー。特に「ヤンニョムチキン」(甘辛いタレのチキン)とビールの相性は抜群です。一人でも「ハーフ&ハーフ」(二種類のチキンをハーフサイズで)が頼めるお店も増えているので、色々な味を試してみるのがおすすめですよ。
食事のマナーとチップ事情
韓国独特の食事マナーを知っておこう
韓国の食事マナーは日本とちょっと違うところがあるので、知っておくと現地の人に好印象です。例えば、目上の人と食事をする場合は、相手が箸をつけるまで待つのが礼儀。もちろん観光客にそこまで求められることは少ないですが、知っておいて損はありません。
また、韓国では食事中にグラスが空になると、周りの人が注いであげるのが一般的。そして注がれた時は、軽く手を添えて受け取るのがマナーです。僕は知らずにただ「カムサハムニダ(ありがとう)」と言うだけだったんですが、韓国人の友人に「グラスに軽く手を添えるとより丁寧だよ」と教えてもらいました。こういう細かいところも知っておくと、現地の人との距離がぐっと縮まる気がします。
さらに、韓国の食堂では自分でキムチなどのおかずをおかわりできる「セルフサービス」制度があります。気に入ったおかずがあったら遠慮なくおかわりしましょう!最初は「本当に自由に取っていいの?」と戸惑いましたが、むしろ残すよりたくさん食べた方が店の人は喜んでくれるようです。
チップ文化はほぼなし!でも例外も
韓国は基本的にチップ文化がない国です。レストランやタクシーでチップを払う必要はありません。むしろレジでお釣りを細かく確認する文化があるほどなので、支払いはきっちりとするのが一般的です。
ただし、高級ホテルのコンシェルジュやベルボーイには少額のチップ(1,000〜5,000ウォン程度)を渡すこともあります。また最近では、外国人観光客向けのガイドツアーやタクシー観光の場合、チップを期待されることもあるようです。
僕は特に良いサービスを受けた時だけ、「気持ちです」と言いながら少額を渡すようにしていました。無理にチップを渡す必要はないですが、特別なサービスに感謝の気持ちを伝えたい時は、サービス料とは別に少し渡しても良いかもしれませんね。
次のブロックでは、韓国旅行をより快適にする役立つアプリや移動手段について紹介していきます!
役立つアプリと移動手段
韓国旅行をより快適に、そして効率的に楽しむための重要なポイントが「移動手段」と「便利なアプリ」です。特に言葉の壁がある海外では、正しいアプリを入れておくだけで旅の質が格段に上がります。ここでは、2025年の韓国旅行で絶対に入れておきたいアプリと、ソウル市内の移動手段について詳しく紹介します!
韓国旅行で便利なスマホアプリ
【必須】Naver Map – 韓国版Googleマップの決定版
韓国旅行でまず入れておくべきは「Naver Map」です。韓国ではGoogleマップよりもこちらの方が圧倒的に情報量が多く、正確です。2025年版は日本語対応も進んでいて、観光客にも使いやすくなっています。
特に便利なのは公共交通機関のリアルタイム情報。バスや地下鉄の到着時間が正確に表示されるだけでなく、混雑状況まで分かるんです。「この電車は座れる?立ち席のみ?それとも満員?」といった情報まで把握できるから、移動計画が立てやすいんですよね。
また、ルート検索も優秀で、「歩く距離を最小限にしたい」「乗り換え回数を減らしたい」といった条件設定も可能。僕は方向音痴なので、駅の出口情報が詳細に表示される機能にはかなり助けられました。「〇〇出口を出て右に曲がり…」という案内通りに歩けば、初めての場所でも迷わず目的地に着けます。
ダウンロードはApp StoreかGoogle Playから無料でできます。オフラインでも使える地図データをダウンロードしておけば、通信環境がない時も安心ですよ。
Papago – リアルタイム翻訳が超進化!
韓国語が分からなくても大丈夫。「Papago」というNAVER社の翻訳アプリが2025年バージョンで格段に使いやすくなりました。日本語⇄韓国語の翻訳精度が非常に高く、会話モードを使えば、ほぼリアルタイムでの会話翻訳が可能です。
特に便利なのがカメラ翻訳機能。メニューやストリートサインにカメラを向けるだけで、瞬時に日本語訳が表示されます。以前は固有名詞や専門用語に弱かったのですが、2025年版ではかなり改善されていて、ほぼ正確に翻訳してくれます。
僕が特に重宝したのは「オフライン翻訳」機能。事前に言語パックをダウンロードしておけば、通信環境のない場所でも翻訳が可能です。地下や田舎のエリアでも困りませんでした。
また、「会話集」機能も充実していて、よく使うフレーズがカテゴリー別に用意されています。「これはいくらですか?」「辛くないものはありますか?」など、旅行でよく使うフレーズがワンタップで発音までしてくれるので、言葉に自信がない方でも気軽にコミュニケーションが取れますよ。
K-FOOD GUIDE – 食の地図アプリが登場!
2025年に新しく登場した「K-FOOD GUIDE」は、韓国観光公社が運営する公式フードガイドアプリ。韓国全土のレストラン情報が集約されていて、「日本人に人気」「一人でも入りやすい」などの条件で検索できるのが嬉しいポイントです。
特におすすめなのが「メニュー翻訳」機能。有名店のメニューがあらかじめ日本語訳されているので、注文に迷うことがありません。また、「今周辺で空いているレストラン」というリアルタイム混雑情報も便利でした。人気店でも待ち時間の少ない時間を教えてくれるので、効率よく美味しいものが食べられます。
僕の体験では、このアプリの「地元民おすすめ」フィルターを使って見つけた小さな冷麺屋さんが大当たり!観光客向けのレビューサイトには載っていないようなローカル店で、価格も安くて美味しかったです。まさに地元の人しか知らない穴場的なスポットを発見できる点が、このアプリの最大の魅力ですね。
アプリ内のブックマーク機能を使えば、行きたいレストランを事前にリストアップしておけるので、旅行前の計画段階からダウンロードしておくことをおすすめします。
MangoPlate – 韓国版食べログで人気店をチェック
「MangoPlate」(マンゴープレート)は韓国版食べログとも言えるアプリで、地元の若者に絶大な人気を誇ります。2025年からは日本語インターフェースも追加され、日本人観光客にもかなり使いやすくなりました。
このアプリの良いところは、リアルなユーザーレビューが豊富なこと。星評価だけでなく、写真付きの詳細なレビューが多いので、お店の雰囲気や料理のボリュームまでイメージしやすいです。また、価格帯も「₩」マークの数で直感的に分かるようになっています。
特に男性一人旅の僕が重宝したのが「一人でも入りやすいお店」タグ。このタグがついたお店は、一人客向けのカウンター席があったり、個室があったりと、ソロダイナーに優しい傾向がありました。逆に「デート向き」タグのお店は、一人だと少し居心地が悪かったりするので、この使い分けが役立ちました。
また、「地元人率が高い」というフィルターも便利です。観光客だらけではなく、地元の人が通う本当に美味しいお店を見つけられます。僕はこのフィルターを使って見つけた江南のサムギョプサル店で、隣に座った韓国人グループと意気投合して、おすすめの食べ方を教えてもらったりも…。観光客向けのお店では得られない体験ができました。
アプリの使い方のコツとしては、韓国語のレビューをGoogle翻訳などで確認してみること。英語や日本語のレビューだけだと観光客視点になりがちですが、韓国語レビューを読むと地元の人目線での評価が分かって参考になるんですよね。
KLOOK & KKday – アクティビティ予約が超簡単に
韓国旅行では観光スポットの入場券や体験アクティビティの事前予約が必須になってきています。特に人気スポットは当日券が売り切れていることも少なくありません。そんな時に便利なのが「KLOOK」と「KKday」というアクティビティ予約アプリです。
両アプリとも日本語対応していて、韓国の主要な観光施設のチケットやアクティビティが事前購入できます。特に「景福宮のARナイトツアー」や「南山タワーのスキップザラインチケット」など、人気で予約困難なものも押さえられるのが魅力です。
僕の場合、KLOOKで「韓国伝統料理クッキングクラス」を予約しました。現地価格より10%ほど安く購入できただけでなく、アプリ内に予約情報が保存されるので、紙のチケットを持ち歩く必要もなかったのが便利でした。
また、両アプリとも口コミ機能が充実しているので、実際に参加した人のリアルな感想を見てから予約できるのも安心ポイント。「英語/日本語対応度」なども評価されているので、言語面での不安も少なくなります。
旅行前にダウンロードして、行きたいスポットのチケットを先に押さえておくことで、現地での時間を有効に使えますよ!特に人気スポットは2〜3週間前には予約しておくのがベターです。
地下鉄やバスなどの公共交通機関の利用方法
ソウル地下鉄が超進化!2025年最新ナビゲーション
ソウルの地下鉄は路線数も多く、初めて利用する人には複雑に感じるかもしれませんが、実はとても便利なシステムになっています。特に2025年からは全ての駅で多言語対応の案内表示が強化され、日本語表記も格段に増えました。
まず、乗車前に知っておきたいのが「T-money」カード。これはSuicaのような交通系ICカードで、地下鉄だけでなくバスやタクシー、さらにはコンビニでの支払いにも使えます。空港やコンビニで購入でき、デポジット4,000ウォン(約420円)+チャージ金額を支払うだけで即日利用可能。使い終わったカードは払い戻しカウンターで返金してもらえますが、可愛いデザインのものも多いのでお土産にしても良いかも。
地下鉄料金は基本運賃が1,350ウォン(約140円)からで、距離に応じて加算されます。ただ、かなり長距離乗っても2,000〜3,000ウォン程度なので、とてもリーズナブル。また、T-moneyカードを使うと現金より100ウォン安くなるメリットもあります。
ソウル地下鉄の素晴らしい点は、各駅に設置された案内板の分かりやすさ。出口ごとに周辺の主要施設が表示されているので、「〇〇に行きたいなら△番出口」というのが一目瞭然です。さらに、主要駅には観光案内所があり、日本語を話せるスタッフが常駐しているのも心強いポイント。
僕のお気に入りは、地下鉄車内に設置された「次の駅までの所要時間表示」。これなら「あと3分で着くから、そろそろ降りる準備をしないと」といった判断が容易にできます。日本では当たり前の機能ですが、他の国ではあまり見かけないので、韓国の公共交通機関の発達ぶりを感じますね。
2025年に新しく導入されたのが駅構内のARナビゲーション。主要駅ではスマホのカメラをかざすだけで、行きたい出口や乗り換え路線への方向が画面上に矢印で表示される便利な機能です。特に乗り換えが複雑な駅(江南駅や市庁駅など)では非常に役立ちます。「Seoul Metro」公式アプリをダウンロードすれば誰でも利用可能です。
バスシステムは色で分かりやすく
ソウルのバスシステムは色分けされていて非常に分かりやすいです。青バス(幹線バス)、緑バス(支線バス)、黄バス(循環バス)、赤バス(広域バス)の4種類があり、それぞれ役割が異なります。
初めての方におすすめは青バスか緑バス。青バスは主要道路を長距離走るので、ソウルの南北や東西を移動するのに便利。一方、緑バスは地下鉄駅と住宅街を結ぶ短距離路線で、観光地へのラストワンマイルによく使われます。
バスの乗り方は日本とちょっと違って、乗車時にT-moneyカードをタッチし、降車時にも再度タッチする「タッチイン・タッチアウト」方式。これを忘れると最大料金が引かれてしまうので注意が必要です。
各バス停には電光掲示板があり、バスの到着予定時刻がリアルタイムで表示されます。また、バス車内のモニターには次の停留所名も表示されるので、言葉が分からなくても安心して利用できます。
僕は特に「N26」という夜間バスをよく利用していました。深夜0時以降も運行しているので、遅くまで遊んでも地下鉄が止まった後でもホテルに帰れるんです。料金も通常バスの2倍程度で、タクシーより格段に安いのでお財布に優しいです。夜のソウルを車窓から眺めながらの帰りは、それだけで良い思い出になりました。
タクシーの乗り方と注意点
2025年のソウルタクシー事情
ソウルのタクシーは以前に比べて外国人観光客にもかなり使いやすくなっています。特に2025年から導入された「多言語タクシーアプリ」の普及で、言葉の壁を感じることなく利用できるようになりました。
タクシーは色で種類が分かれていて、一般的な銀(または白)タクシーが最も安く、黒タクシーは模範タクシーと呼ばれる高級タイプで料金が約20%高めです。また、オレンジ色の「国際タクシー」は運転手が英語や日本語、中国語などを話せるという特徴があります。
2025年の初乗り料金は一般タクシーで4,800ウォン(約500円)、黒タクシーで6,500ウォン(約680円)から。以前に比べるとやや値上がりしていますが、それでも東京や大阪のタクシーと比べるとリーズナブルです。
タクシーを呼ぶ方法としては、「Kakao T」というアプリが便利です。日本語インターフェースも選べて、行き先を入力するだけで簡単に配車リクエストができます。支払いもクレジットカードを事前登録しておけば自動決済されるので、現金のやり取りも不要。
特に2025年から強化されたのが「固定料金制度」。空港から市内へのルートなど、主要区間では事前に料金が確定するシステムになっているので、遠回りされる心配もありません。
僕の体験では、夜の漢南洞から明洞までタクシーを使った時、「Kakao T」アプリで事前に15,000ウォン(約1,575円)と表示され、実際その金額で済んだので安心感がありました。同じルートをUberで移動した友人は倍近い料金だったとか…。
ただし注意点もいくつかあります。特に注意したいのが「スマホナビ拒否」の運転手さんがたまにいること。彼らは自分の経験則で最短ルートを知っていると主張するのですが、時に遠回りになることも…。そんな時は丁寧に「カカオナビ使ってください」と伝えるか、自分のスマホでナビを見せるのが良いかもしれません。
また、タクシーの乗車拒否はほぼなくなっていますが、深夜の短距離移動では稀に起こることも。そんな時は、始点と終点を明確に伝えず、まずは乗車してから行き先を告げるのがローカルの知恵です。
モバイルデータとWi-Fi事情
旅行者向けデータプランと公共Wi-Fi
韓国旅行で快適にネットを使うには、いくつかの選択肢があります。2025年の最新事情をお伝えしますね。
まず、日本出発前に用意できるのが「e-SIM」。物理的なSIMカードを差し替える必要がなく、QRコードを読み込むだけでデータ通信ができるようになるサービスです。韓国向けe-SIMは5日間無制限で約3,000円から購入可能。僕は「IIJmio eSIM」を利用しましたが、アクティベーションも簡単で通信速度も安定していました。
空港到着後に購入する方法としては、仁川空港の到着ロビーにある通信会社カウンターでプリペイドSIMを購入する方法があります。KT、SKテレコム、LG Uプラスなどの大手3社が出店していて、5日間データ無制限プランが25,000ウォン(約2,625円)前後。パスポートがあれば10分ほどで手続き完了します。
ただ、一番コスパが良いのは「ポケットWi-Fi」のレンタルかもしれません。1日当たり5,000ウォン(約525円)程度で、複数人で共有できるのがメリット。KLOOKなどのアプリで事前予約すれば、空港カウンターでの受け取りもスムーズです。
また、韓国では公共Wi-Fiの整備が進んでいます。「Korea Free Wi-Fi」という名前のネットワークが地下鉄の駅や主要観光地、カフェなどで利用可能。接続時に軽い登録(メールアドレスなど)が必要ですが、その後は無料で使えます。
僕の体験では、都心部ではほぼどこでも公共Wi-Fiが拾えましたが、郊外や山間部では不安定なことも。大事なナビや予約時には自前のデータ通信手段を持っておく方が安心です。特にNaverマップやタクシーアプリなど、現地でこそ使いたいアプリのために、安定したネット環境は必須だと感じました。
次のブロックでは、韓国旅行の予算とお土産情報について詳しく紹介していきます!
予算とお土産情報
韓国旅行を計画する上で気になるのが予算とお土産ですよね。特に男性の場合、何をどれくらい予算に組み込めばいいのか悩むことも多いのではないでしょうか。ここでは、実際に僕が使った金額を元に、男性向けの予算目安と、喜ばれるお土産情報をお届けします!
男性向けの予算配分の目安
5泊6日の韓国旅行にかかった実際の費用
僕が先月行った5泊6日のソウル旅行で使った金額を、カテゴリー別に紹介します。参考にしていただければ嬉しいです。
航空券: 往復45,000円(LCCの平日料金・早割適用) 宿泊費: 6万円(明洞のビジネスホテル・朝食なし) 交通費: 15,000ウォン(約1,575円)(T-moneyカードにチャージした額) 食費: 230,000ウォン(約24,150円)(1日3食+カフェなど) 観光・アクティビティ費: 80,000ウォン(約8,400円) お土産代: 100,000ウォン(約10,500円) その他雑費: 30,000ウォン(約3,150円) 合計: 約14万円+455,000ウォン(約47,775円)≒約19万円
想像より安く済んだ印象です。特に交通費と食費が日本より安いので、旅行中のランニングコストは抑えられました。
ただ、これはあくまで僕の例で、旅行スタイルによって大きく変わります。例えば高級ホテルに泊まれば一気に予算は跳ね上がりますし、逆にゲストハウスを選べばもっと節約できます。また、ショッピングにどれだけ予算を割くかでも大きく変わってきますね。
予算を抑えるためのコツ
韓国旅行の予算を効率的に使うためのコツをいくつか紹介します。
まず、航空券は3ヶ月前までに予約するのがベスト。僕は4ヶ月前に予約して、通常期の半額程度で済みました。また、火曜や水曜発着を選ぶと、週末より2〜3割安くなることも多いです。
宿泊施設は、地下鉄の駅から徒歩5分以内の場所を選ぶと移動が楽。明洞や東大門は観光に便利ですが、少し外れた新村(シンチョン)や梨大(イデ)エリアなら、同じクオリティのホテルでも2割ほど安く泊まれます。
食費は、朝食付きのホテルを選ぶか、コンビニでサンドイッチなどを買っておくと節約になります。ランチは定食(パンシッ)を選べばリーズナブルに済ませられますし、夕食だけしっかり食べるという配分も良いでしょう。韓国の食堂では「ランチセット」が安くて量も多い場合が多いです。
観光では、ソウルのパレス・パス(宮殿共通券)を利用すると、主要な5つの宮殿と宗廟に自由に入場できて10,000ウォン(約1,050円)とお得。また、主要観光地は水曜日が比較的空いているので、混雑を避けたい方におすすめです。
買い物は、免税店より市場やローカルショップの方が断然安いことも。東大門の卸売市場なら、同じブランドの服でも免税店より3〜4割安く購入できることがあります。
また、現地での両替はなるべく避けて、クレジットカードを多用するのも賢い方法。空港での両替レートは良くないので、必要最低限(5万ウォン程度)だけ両替して、あとは現地のATMで引き出すか、カード決済するのがおすすめです。
男性一人旅と友人との旅行での予算差
一人旅と複数人での旅行では、使う金額にも差が出てきます。実は、一人旅の方が総額では安く済むことも多いんです。
宿泊費は当然一人分のみですが、ホテルのシングルルームとツインルームの価格差は思ったより小さいことが多く、一人当たりのコストは2人で泊まる方が有利になります。
一方で、食事は一人だと「いろいろ食べたい」という欲求を全て満たすのが難しく、選択肢が限られます。サムギョプサルなどは最低2人前からというお店も多いですからね。でも複数人なら、いろいろな料理をシェアして楽しめるのが大きなメリット。結果的に一人当たりの食費は複数人の方が安くなることが多いです。
タクシー移動も同様で、一人だと全額負担ですが、友人と行けば割り勘にできます。特に夜間や交通の便が悪いエリアへの移動時には大きな差になりますね。
ただ、一人旅ならではのメリットも。「今日はちょっと疲れたから早めに切り上げよう」とか「この店混んでるから別のにしよう」など、自分のペースで予定変更できるのは大きいです。観光で急かされることもないし、買い物も自分の好きなペースでできます。
総じて言えば、一人旅では食費とタクシー代が割高になる傾向がありますが、その分自由度は断然高いです。友人との旅行では、予算配分を事前に話し合っておくと、後々のトラブルを避けられるでしょう。僕の経験では、「食事は割り勘、お土産は各自」というシンプルなルールが一番うまくいきました。
コスパの良い宿泊先情報
2025年版!男性におすすめの宿泊エリアとホテル
韓国旅行での宿泊先選びは、旅の質を大きく左右します。特に男性の場合、便利さとコスパのバランスが重要ですよね。2025年現在でおすすめのエリアとホテルを紹介します。
明洞エリアは依然として定番の人気エリア。ショッピングに便利で食事処も多く、初めての韓国旅行には特におすすめ。「ソラリア西鉄ホテル明洞」はJR西日本系列のホテルで、日本語対応も万全。4泊で約5万円ほどと、立地の良さを考えるとコスパ◎です。
少し予算を抑えたいなら、東大門エリアもおすすめ。ショッピングに便利なだけでなく、空港鉄道の乗り換えも楽なのがポイント。「ホテル ザ デザイナーズ 東大門」は一泊1万円前後でデザイン性も高く、若い男性に人気です。
最近特に人気上昇中なのが弘大(ホンデ)エリア。若者の街として知られ、バーやクラブも多いため、ナイトライフを楽しみたい男性に最適。「L7弘大 by LOTTE」は新しくオープンしたスタイリッシュなホテルで、屋上バーからの眺めも最高。一泊13,000円程度と、施設の充実度を考えるとお得感があります。
ビジネス目的の方には江南(カンナム)エリアがおすすめ。ソウルの高級住宅街で、洗練されたレストランやカフェが多いエリアです。「アルバノン ホテル カンナム」は一泊15,000円前後とやや高めですが、部屋が広くビジネスデスクも完備。長期滞在にも適しています。
予算重視なら新村(シンチョン)エリアが狙い目。大学が多い地域で物価が安く、若い地元の人々で賑わっています。「シンチョン ホステル」はドミトリーだと一泊3,000円からと激安ですが、個室も6,000円程度で利用可能。設備はシンプルながらも清潔で、コスパ重視の男性バックパッカーに人気です。
どのエリアを選ぶにしても、地下鉄駅から徒歩5分以内の宿を選ぶのが鉄則。特に重い荷物を持っての移動は想像以上に大変なので、アクセスの良さは重要なポイントです。
Airbnbなど民泊の最新事情
韓国では以前、Airbnbなどの民泊に規制がかかっていましたが、2025年からは登録制になり、合法的な物件が増えています。一般のホテルより安く、キッチン付きの広い部屋に滞在できるのが大きなメリットです。
特に江南や弘大エリアでは、スタイリッシュなデザイナーズアパートメントが増加中。一泊8,000〜12,000円程度で、ホテルのスイートルームクラスの広さと設備が享受できますよ。
ただし注意点もあります。特に言葉の問題で、ホストとのコミュニケーションが難しいケースも。僕は弘大でAirbnbを利用した際、鍵の受け取り方法が複雑で少し苦労しました…。英語か韓国語が話せる方が安心ですね。
また、ホテルと違ってフロントがないので、チェックイン時間の融通が効きにくいことも。飛行機の遅延などでスケジュールが変わる可能性がある場合は、ホテルの方が無難かもしれません。
総じて言えば、韓国に何度か訪れたことがある方や長期滞在の方には、Airbnbはコスパ最強の選択肢と言えます。初めての方は、まずはホテルで慣れてから次回チャレンジするのも良いでしょう。
男性が喜ぶお土産リスト
会社の同僚・上司に喜ばれるお土産
韓国から会社の同僚や上司へのお土産選びに悩むことありませんか?経験談を踏まえて、男性同僚に実際に喜ばれたお土産をご紹介します。
まず外せないのが韓国のお菓子。特に「ハニーバターチップ」「マーケットオー ブラウニー」「チョコパイ」などは日本でも知名度が上がっていて、オフィスでシェアしやすく喜ばれます。ちょっと変わり種を選ぶなら「ハニーバターアーモンド」がおすすめ。日本のものより甘さ控えめで、上品な味わいです。
もう少し予算があるなら、高麗人参製品も男性上司には喜ばれます。特に「正官庄」ブランドの紅参エキスは健康志向の方に人気。明洞の老舗薬局「東和薬局」では、日本人向けのセット商品(30,000ウォン〜)も販売しています。
お酒好きの同僚には伝統酒がおすすめ。特に「マッコリ」は種類が豊富で、フルーティーな味わいの「イチゴマッコリ」(10,000ウォン前後)や高級感のある「プレミアム純米マッコリ」(15,000ウォン前後)は日本ではなかなか手に入らないので喜ばれます。
最近特に人気なのが韓国コスメの男性ライン。特に「イニスフリー」や「ネイチャーリパブリック」のシートマスクセットは使いやすく、3,000〜5,000ウォンとリーズナブル。韓国男性の肌の綺麗さは有名ですよね。僕が職場に持って行ったら、最初は冗談半分だった男性同僚たちも使ってみて「これ良いじゃん!」と意外な反響がありました。特に「ビタミンC配合」や「炭配合」など、男性向けのシンプルなパッケージのものを選ぶと受け入れられやすいです。
個人的におすすめなのが韓国のIT小物。明洞や弘大のガジェットショップでは、ユニークなスマホアクセサリーや便利な充電グッズが豊富です。特に「一台三役」の多機能充電ケーブル(10,000ウォン前後)や、デスクで使える小型加湿器(15,000ウォン前後)などは実用的で喜ばれました。デスクワークが多い同僚には特におすすめですよ。
上司向けに少し奮発するなら、伝統工芸品も良いでしょう。仁寺洞(インサドン)エリアには伝統工芸店が集まっていて、木製の名刺入れ(25,000ウォン前後)や、韓国の伝統模様を使った高級ボールペン(30,000ウォン〜)などがあります。日本ではなかなか見かけないデザインなので、差別化できる贈り物になります。
ただし、会社へのお土産選びで注意したいのが賞味期限と重さです。特に夏場は日持ちしないお菓子は避けた方が無難。また、大量に配るものは軽量なものを選ばないと、帰りの荷物が大変なことに…。経験者は語ります(笑)。
家族や友人に喜ばれるお土産
家族や友人へのお土産は、より個人の好みに合わせて選べますよね。特に男性の友人に喜ばれたものをいくつか紹介します。
まず、友人へのお土産として鉄板なのがファッションアイテム。東大門市場では、日本未入荷のストリートブランドの服やキャップが安く手に入ります。特に「CHARM’S」や「STRETCH ANGELS」などの韓国発のストリートブランドは、日本でも人気が出始めているので喜ばれるはず。Tシャツなら15,000〜25,000ウォン、キャップなら20,000〜30,000ウォンほどで、日本で買うより3割ほど安いです。
ゲーム好きの友人にはゲーミンググッズがおすすめ。韓国はe-sportsが盛んで、ユニークなゲーミングアクセサリーが豊富。特に「YESSHOP」(龍山電子商街内)には、日本では手に入りにくいキーボードやマウスパッドが揃っていて、友人からは「これどこで買ったの?」と驚かれました。
お酒好きの友人には、先ほど紹介したマッコリに加えて**韓国焼酎(ソジュ)**もおすすめ。特に「チャミスル」の限定フレーバーは日本未発売のものも多く、コレクター心をくすぐります。グレープフルーツ味やプラム味など、飲みやすいフレーバーが友人にも好評でした。一本1,500〜2,000ウォンとリーズナブルなので、複数買いしても負担になりません。
親や年配の方には高麗人参製品や伝統茶が喜ばれます。特に「五味子茶」や「なつめ茶」は健康効果があると言われ、手軽に飲めるティーバッグタイプ(10,000ウォン前後)がおすすめ。また、「韓紙」を使った伝統工芸品も上品で喜ばれます。仁寺洞の「韓紙アート」では、小物入れ(15,000ウォン前後)や額装品(25,000ウォン〜)などが販売されています。
自分用のお土産としても、ぜひ韓国の本場キムチを買って帰ることをおすすめします。空港の免税店エリアには真空パックされた高品質キムチが売られていて、日本の検疫もクリアしています。日本で買うよりも風味が全然違うので、本場の味を楽しめますよ。一袋5,000〜8,000ウォンで、冷蔵で2週間ほど保存可能です。
買い物のコツと値引き交渉術
男性のための市場攻略法
韓国の市場での買い物は、値段交渉の醍醐味があって楽しいものです。特に男性が知っておくと役立つポイントをいくつか紹介します。
まず心得ておきたいのが、市場では最初から3〜5割増しの価格設定になっていることがほとんど。最初に提示された価格で買ってしまうのはもったいないです。特に東大門市場や南大門市場などの観光客が多いエリアでは、値引き交渉は当たり前の文化です。
交渉の基本は「複数購入での値引き」。例えば「これ一つ欲しいんだけど」と言うより、「友達へのお土産も含めて5つ買うから安くしてほしい」と言う方が格段に値引きされやすいです。僕はTシャツを3枚買った時、1枚25,000ウォンが3枚で60,000ウォンになりました。約20%オフです。
また、現金払いを提示するのも効果的。「カード?それとも現金?」と聞かれたら「現金で払うなら安くなる?」と切り返すと、5〜10%ほど値引きしてくれることも。クレジットカード決済には手数料がかかるため、現金払いの方が店側も助かるんですね。
時間帯も重要で、**閉店間際(特に平日)**は値引き交渉が成功しやすいです。一日の売上目標を達成するため、最後のお客には特別価格で売ってくれることも。東大門の卸売市場なら夜の11時以降、南大門市場なら夕方5時以降がねらい目です。
交渉時の態度も大切。強気というよりフレンドリーな姿勢で会話を楽しみながら交渉すると、店主も気分よく値引きしてくれます。簡単な韓国語の挨拶を交えるだけでも印象がグッと良くなります。「アンニョンハセヨ(こんにちは)」「カムサハムニダ(ありがとう)」など、基本フレーズを覚えておくと役立ちますよ。
ただし、あまりにも無理な値引き交渉は避けた方が無難。品質の良いものを適正価格で買うことも大切です。「安かろう悪かろう」では、結局は損することになりますからね。
免税店と市場、どっちがお得?
韓国旅行での買い物と言えば、「免税店」と「市場」の二大選択肢がありますが、それぞれメリット・デメリットがあります。
免税店の最大のメリットは何と言っても安心感。正規品保証があり、返品対応もしっかりしています。特に化粧品やブランド品なら、偽物の心配がなく安心して購入できます。また、クレジットカード決済が基本なので、大きな買い物でも現金を持ち歩く必要がありません。
さらに、大型免税店では様々なブランドを一度に見られる利便性があります。「新世界免税店」や「ロッテ免税店」などでは、韓国コスメから海外高級ブランドまで幅広く取り扱っているので、効率よくショッピングできますね。
一方、市場の魅力は何といっても価格の安さとバラエティの豊かさ。特に東大門市場では、最新の韓国ファッションが免税店より3〜5割安く手に入ることも。また、ユニークな雑貨や地元の食品など、免税店では見つからないアイテムが豊富です。
僕の経験では、高級ブランド品や化粧品は免税店、ファッションアイテムや雑貨は市場という使い分けが最も賢明だと感じました。特に東大門の卸売市場(DDM)は、同じデザインの服が複数の店で販売されているので、値段を比較しながら買い物できるのが大きなメリットです。
ただし、市場での買い物は基本的にノーリターン・ノーエクスチェンジ。サイズや色が合わなくても返品できないので、その点は注意が必要です。特に服を買う際は、必ず試着するか、メジャーで実寸を確認することをおすすめします。
時間がない方や、値引き交渉が苦手な方は免税店の方が無難かもしれません。でも、ローカルな雰囲気を楽しみながらお買い物したいなら、市場体験は韓国旅行の醍醐味の一つですよ。両方体験して、自分に合った買い物スタイルを見つけてみてください!
持ち帰り制限のある商品情報
税関と航空会社の制限を知っておこう
せっかく買ったお土産を空港で没収されたり、追加料金を取られたりしては残念ですよね。日本への持ち帰りに制限がある商品について、最新情報をお伝えします。
まず注意したいのが食品の持ち込み制限。特に肉製品(ビーフジャーキーなど)や一部の乳製品は、日本の検疫で没収される可能性があります。また、果物や野菜も基本的に持ち込み禁止。「キムチ」は工場で製造された密封パックのものなら大丈夫ですが、市場で量り売りされている手作りキムチは没収されるリスクがあります。僕は過去に市場で買ったキムチを没収された苦い経験があるので、キムチを買うなら空港の免税店がおすすめです。
液体物の制限も覚えておきましょう。機内持ち込み手荷物の場合、100ml以上の液体は持ち込めません。化粧水や香水など、大きいサイズのものは必ずスーツケースに入れてチェックインしましょう。また、預け荷物でも、アルコール度数が70%を超える酒類は航空機への持ち込みが禁止されています。韓国の高級焼酎「白花蛇草水」などは度数が高いものがあるので注意が必要です。
電子機器に関しては、リチウムイオン電池を含むものは基本的に機内持ち込みが推奨されます。特に予備バッテリーは、航空会社によっては預け入れ禁止の場合もあるので、必ず手荷物で持ち運びましょう。
関税の面では、総額20万円以上の買い物をした場合、日本に戻った際に申告が必要になります。特に高額な時計やバッグを購入した場合は、レシートをしっかり保管しておくと良いでしょう。
タバコは1カートン(200本)、お酒は3本(合計3リットルまで)が免税範囲です。これを超えると関税がかかります。ただし、タバコは日本の空港でも購入できるので、重量制限を気にするなら現地での購入は最小限に抑えるのがコツですね。
また、最近の航空会社は重量制限にも厳しくなっています。一般的なエコノミークラスの預け荷物制限は23kgですが、LCCだと20kgや15kgの場合も。特に帰りは荷物が増えがちなので、余裕を持った計画を立てることをおすすめします。
僕は今回、往路では17kg程度だった荷物が、復路では22kgになっていました…。ギリギリセーフでしたが、もう少し買い物をしていたら超過料金が発生するところでした。特に冬の旅行は衣類が重くなるので、より注意が必要です。
まとめ:韓国旅行を10倍楽しむためのポイント
今回は2025年最新の韓国旅行情報を、特に20〜30代の男性目線でお届けしました。最後に、韓国旅行を思いっきり楽しむための重要ポイントをまとめておきます。
出発前の準備がカギ
韓国旅行を成功させる第一歩は、やはり出発前の準備にあります。特に「Kトラベルパス」の事前申請は必須。航空券を取ったら、まず申請しておきましょう。また、「Naver Map」「Papago」などの便利アプリを事前にダウンロードしておくだけで、現地での移動がグッとスムーズになります。
加えて、人気観光スポットやレストランの予約も早めに済ませておくのがベスト。特に「景福宮のARナイトツアー」のような人気アトラクションは、数週間前には埋まってしまうこともあります。KLOOKやKKdayといったアプリを使って、事前予約しておくことをおすすめします。
地元民気分で楽しむ
韓国旅行をより深く楽しむコツは、観光客の定番コースだけでなく、地元の人が通うスポットも訪れること。マンゴープレートアプリの「地元人率が高い」フィルターを使ったり、韓国人と交流できるチムジルバン(サウナ)や、ローカル食堂を訪れたりすることで、ガイドブックには載っていない韓国の魅力に触れられます。
また、少しでも韓国語のフレーズを覚えておくと、現地の人との距離がぐっと縮まります。完璧な会話ができなくても、挨拶だけでも現地の人は喜んでくれますよ。
柔軟な予算配分を
韓国旅行では、何にお金をかけるかの優先順位を決めておくと良いでしょう。例えば、宿泊はリーズナブルなビジネスホテルを選び、その分美味しい食事や買い物、アクティビティに予算を回すという方法も。特に男性一人旅なら、宿はシンプルでも問題ないという方も多いはず。
反対に、ナイトライフを楽しみたい方は、アクセスの良い中心部のホテルに泊まることで、深夜の移動にかかるタクシー代を節約できます。自分の旅行スタイルに合わせた予算配分を考えてみてください。
テクノロジーを味方につける
2025年の韓国は、旅行者向けのテクノロジーが格段に進化しています。地下鉄のARナビゲーションや、多言語対応の配車アプリ、デジタルオーダーシステムのレストランなど、テクノロジーを活用すれば言葉の壁を大幅に減らせます。特に「Kakao T」アプリでのタクシー配車は、行き先を入力するだけで簡単に利用できるので、積極的に活用しましょう。
また、クレジットカードや電子決済も広く普及しているので、多額の現金を持ち歩く必要はほとんどありません。キャッシュレスで安全・快適に旅行できるのは大きなメリットです。
自分だけの韓国を発見しよう
最後に、何より大切なのは「自分なりの楽しみ方」を見つけること。誰かのブログやSNSで人気のスポットも良いですが、ふらっと立ち寄った小さなカフェや、偶然出会った地元の人との交流が、最も心に残る思い出になることも多いものです。
僕自身、計画していなかった弘大のルーフトップバーや、地元の人に教えてもらった穴場の焼肉店が、今回の旅行のハイライトになりました。予定通りに動くのも良いですが、たまには予定を空けて、その日の気分で行き先を決めるような余裕があると、思わぬ発見があるかもしれませんよ。
韓国は日本から近く、文化的にも親しみやすい部分が多い一方で、独自の魅力に溢れた国。きっとあなたにとって特別な場所になるはずです。この記事が皆さんの韓国旅行の参考になれば嬉しいです。それでは、楽しい韓国旅行を!안녕히 가세요(アンニョンヒ カセヨ)!