【東京から2時間】八丈島観光で見逃せない絶景スポットと体験プラン

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【東京から2時間】八丈島観光で見逃せない絶景スポットと体験プラン

青い海、温泉、そして豊かな自然…。

東京から飛行機でわずか2時間の場所にある八丈島は、都会の喧騒を忘れさせてくれる魅力的な島です。この記事では、八丈島を訪れる際に知っておきたい基本情報から、人気の観光スポット、アクセス方法、宿泊施設、おすすめツアーまで、あなたの旅行計画に役立つ情報を徹底的にご紹介します!

八丈島観光の基本情報

八丈島ってどんな島?

八丈島は東京都に属する伊豆諸島の一つで、東京から南へ約300km、飛行機で約55分の場所に位置しています。周囲約60km、面積約70平方kmの火山島で、「西山」と「東山」という二つの山に囲まれた独特の景観が特徴です。

島の気候は海洋性で一年を通して温暖。「東洋のハワイ」とも呼ばれるほど過ごしやすい気候が魅力です。また、黒潮の影響を受けた豊かな海の幸や、温泉、独自の文化など見どころがたくさんあります。

実は私が初めて八丈島を訪れたのは大学生の時。「東京なのに、こんなに自然豊かな島があるなんて!」と本当に驚いたものです。島に足を踏み入れた瞬間から、潮の香りと南国の空気に包まれて、すっかり魅了されてしまいました。

最適な観光時期は?

八丈島は一年中観光可能ですが、ベストシーズンは以下の通りです:

  • 春(4月〜6月):気温も穏やかで、島中に花が咲き誇ります。特に5月のフリージアの時期は色鮮やかな花畑が見事です。
  • 夏(7月〜9月):海水浴やダイビングを楽しむなら最適。8月には多くの夏祭りがあり、島の文化に触れる機会も。
  • 秋(10月〜11月):台風シーズンが過ぎ、観光客も少なくなるため、ゆったりと島時間を楽しめます。
  • 冬(12月〜3月):比較的温暖ですが、時に強風が吹くことも。温泉巡りには最適で、冬の澄んだ空気の中での星空観察は格別です。

私のおすすめは5月上旬。島内の至る所でフリージアやツツジが咲き乱れ、天気も安定していることが多いんです。一度、フリージア祭りの時期に訪れたことがありますが、甘い香りに包まれながらのハイキングは忘れられない思い出になっています。

必要な予算はどれくらい?

八丈島観光にかかる予算の目安は以下の通りです:

交通費

  • 飛行機(東京⇔八丈島):往復約30,000〜40,000円(時期により変動)
  • 島内バス:1日乗車券 1,500円
  • レンタカー:1日約5,000〜8,000円
  • レンタバイク:1日約3,000〜5,000円
  • レンタサイクル:1日約1,000〜2,000円

宿泊費

  • ホテル・旅館:1泊1名約8,000〜20,000円
  • 民宿:1泊1名約6,000〜10,000円
  • ゲストハウス:1泊1名約3,000〜6,000円

食事代

  • 1日あたり約3,000〜5,000円

アクティビティ・観光

  • 温泉:300〜1,000円
  • ダイビング:1ダイブ約10,000〜15,000円
  • 釣り船:半日約10,000円〜
  • 観光ツアー:半日約5,000円〜

2泊3日の旅行で、中程度の宿に泊まり、主要な観光スポットを巡る場合、1人あたり総額約60,000〜80,000円を見ておくと安心です。もちろん、選ぶ宿や交通手段、行う活動によって変わってきますので、予算に合わせて調整しましょう。

長期滞在を考えている方には、格安航空券を探したり、長期滞在割引のある宿を選んだりするのがおすすめです。LCCを上手く活用すれば、往復の航空券が20,000円を切ることもありますよ!

絶対外せない!八丈島の人気観光スポット

自然を満喫できるスポット

八丈富士(はちじょうふじ) 西山とも呼ばれる標高854mの休火山で、その美しい円錐形は島のシンボル的存在。山頂までのトレッキングコースがあり、頂上からは島全体を見渡す絶景が楽しめます。

私が登った時は朝霧が漂う神秘的な風景でした。霧の中を進んでいくと、突然視界が開けて、青い海と緑の島が一望できた瞬間は感動もの!靴が少し泥だらけになりましたが、それも良い思い出です。

八丈島温泉(みはらしの湯) 島の東側に位置する温泉施設。露天風呂からは太平洋を一望でき、夜には満天の星空を眺めながら入浴できます。泉質は海水を含んだ珍しい塩化物泉で、肌がすべすべになると評判です。

底土海岸(そこどかいがん) 島随一の美しいビーチで、夏は海水浴、それ以外の季節も散策や釣りを楽しめます。透明度の高い海と白い砂浜が魅力で、サンセットスポットとしても人気です。

文化・歴史スポット

八丈島歴史民俗資料館 島の歴史や文化、自然について学べる博物館。八丈島独特の「黄八丈」という絹織物の展示や製作過程の紹介も見どころです。

玉置神社 島の守り神を祀る神社。樹齢数百年の巨大なビャクシンの木が神聖な雰囲気を醸し出しています。パワースポットとしても知られ、多くの観光客が訪れます。

ここで一つおまけのエピソード。私が神社を訪れた時、たまたま地元のお祭りの準備をしていた地元の方々に出会いました。「良かったら見ていきなさい」と声をかけてもらい、急遽お祭りに参加することに!地元の方々の温かさに触れる素敵な機会となりました。

アニメ「名探偵コナン」ファン必見スポット

実は八丈島は、人気アニメ「名探偵コナン」の映画「名探偵コナン 天空の難破船(ロスト・シップ)」の舞台にもなっているんです!

八丈ビジターセンター 映画に登場した施設で、島の自然や歴史について学べます。コナン映画のパネル展示もあり、ファンにはたまらないスポット。

底土海岸展望台 映画内でも描かれた絶景ポイント。晴れた日には伊豆七島を望むことができます。

三原山 映画のクライマックスシーンの舞台となった東山(三原山)。周囲には遊歩道も整備されており、気軽にハイキングを楽しめます。

コナンファンの友人と訪れた時は、映画のシーンを思い出しながらの観光で盛り上がりました。特に底土海岸展望台からの眺めは、アニメそのままの美しさでした。「本当にここが舞台になったんだね!」と友人も大興奮でした。

グルメスポット

八丈島暮らし体験館 島の特産品や手作りの品々を販売している施設。中でも「べっこう寿司」は島の郷土料理で、ムロアジを独特の製法で加工した逸品です。試食もできるので、ぜひ立ち寄ってみてください。

とびうお食堂 地元で獲れた新鮮な魚介類を使った料理が評判のお店。特に「島寿司」と「明日葉の天ぷら」は絶品です。

八丈島郷土料理よし 島の郷土料理を堪能できるお店。「黄八丈芋」や「あしたば」など、島の食材を使った料理が豊富に揃っています。

島の郷土料理を初めて食べた時は、その独特の風味に驚きました。特に明日葉(あしたば)という島の特産野菜は、ほろ苦さと栄養価の高さが特徴で、天ぷらやお浸し、ジュースなど様々な形で楽しめます。最初は「ちょっと苦いかな?」と思いましたが、食べているうちに病みつきになる不思議な魅力があるんですよ。

車なしでも大丈夫!アクセス方法と移動手段

東京から八丈島へのアクセス

飛行機 現在、東京(羽田空港)から八丈島空港へは1日数便の飛行機が運航しています。所要時間は約55分で、ANA(全日空)が運航しています。

東京竹芝桟橋から八丈島へは大型客船が運航しています。所要時間は約10時間30分(高速船の場合は約7時間30分)です。船旅を楽しみたい方や、海からの景色を堪能したい方におすすめです。

実は学生時代、予算の都合で夜行船を使って八丈島に行ったことがあります。船酔いが心配でしたが、大型客船は意外と揺れが少なく、デッキから見る朝日と島々の景色は今でも忘れられません。寝台も意外と快適で、朝には八丈島に到着するので、丸一日観光に使えるのも魅力でした。

日帰り観光は可能?

八丈島は日帰り観光も可能です。例えば以下のようなスケジュールが組めます:

  • 羽田発 8:30 → 八丈島着 9:25
  • レンタカーまたはバスで主要スポットを巡る
  • 八丈島発 17:10 → 羽田着 18:05

ただし、天候により飛行機が欠航することもあるため、余裕を持ったスケジュールを組むことをお勧めします。また、日帰りだと駆け足になってしまうので、できれば1泊以上の滞在がおすすめです。

島内の移動手段

路線バス 島内には路線バスが運行しており、主要な観光スポットを結んでいます。1日乗車券(1,500円)を購入すると経済的です。ただし、本数が少ないため時刻表をよく確認しておく必要があります。

レンタカー 島内を自由に移動したい場合は、レンタカーが便利です。空港や港の近くに複数のレンタカー会社があります。予約は事前にしておくことをお勧めします。

レンタバイク・レンタサイクル 二輪好きにはレンタバイク、体力に自信のある方にはレンタサイクルもおすすめ。島の風を感じながらの走行は格別です。ただし、坂道も多いので体力と相談してください。

タクシー 島内にはタクシー会社もあり、観光スポットを効率よく回るなら便利です。ただし、台数が限られているため、事前予約がおすすめです。

前回訪れた時、レンタバイクで島を一周したのですが、これが予想以上に楽しかったんです!風を切って走る爽快感はもちろん、車では通り過ぎてしまうような小さな集落や路地に立ち寄れるのが魅力でした。ある集落で休憩していると、地元のおばあちゃんが「暑いでしょ」と手作りのシークヮーサージュースをご馳走してくれたことは、今でも良い思い出です。

車なし観光のモデルコース

1日目:中心部探索コース

  • 八丈島空港 → バスで八丈町中心部へ
  • 八丈島歴史民俗資料館
  • 昼食(べっこう寿司を堪能)
  • 三根の町並み散策
  • 底土海岸でのんびり
  • バスで宿へ

2日目:島東部周遊コース

  • バスで大賀郷へ
  • 八丈植物公園
  • 昼食(島の郷土料理)
  • 温泉(みはらしの湯)
  • バスで宿へ

バス時刻に合わせた計画が必要ですが、主要スポットは十分に楽しめますよ。また、多くの宿では送迎サービスを行っているところもあるので、予約時に確認しておくと便利です。

宿泊施設と滞在プラン

おすすめホテル・旅館

八丈島プラザホテル 空港から近く、設備の整った快適なホテル。レストランの食事も評判で、特に島の海の幸を使った料理は絶品です。温泉も完備しています。

ホテル ユートリオ 南国ムード漂うリゾートホテル。プールや温泉など設備が充実していて、ファミリーにもおすすめ。レストランでは島の食材を使った創作料理が楽しめます。

民宿たかよし 家庭的な雰囲気の中で島の生活を体験できる民宿。主人が漁師でもあるので、新鮮な魚介類が食べられるのが魅力です。釣りや地元の祭りなど、島の情報にも詳しいので観光の相談にも乗ってくれます。

私が滞在した民宿たかよしでは、朝食に出された「とびうお丼」が忘れられないほど美味しかったです。民宿のおかみさんに作り方を教えてもらったのですが、「東京じゃ新鮮なとびうおが手に入らないから、また島に来て食べなさい」と言われてしまいました(笑)。確かに、地元で獲れた新鮮な食材の味は特別です。

子連れ旅行におすすめの宿

八丈ビューホテル ファミリールームがあり、キッズスペースも完備。食事も子ども向けメニューが用意されています。スタッフの対応も親切で、小さな子ども連れでも安心して滞在できます。

休暇村 八丈島 広い敷地内には遊具があり、子どもが思い切り遊べるスペースが確保されています。また、家族風呂もあるので、小さなお子さん連れでも気兼ねなく温泉を楽しめます。レストランでの食事も子ども向けメニューが豊富です。

滞在日数別おすすめプラン

1泊2日プラン

  • 1日目:主要観光スポット(八丈富士・歴史民俗資料館・底土海岸)を巡る
  • 2日目:温泉でリラックス後、お土産購入

2泊3日プラン

  • 1日目:八丈富士周辺の観光
  • 2日目:マリンアクティビティ(ダイビングや釣りなど)
  • 3日目:温泉巡りとお土産購入

3泊4日以上のロングステイプラン

  • 島をじっくり周遊
  • 黄八丈や明日葉料理など伝統文化体験
  • シュノーケリングやダイビングなどマリンスポーツ
  • 地元住民との交流イベント参加

友人家族と訪れた時は、3泊4日の滞在でしたが、それでもまだ見足りない気がしました。特に小学生のお子さんたちは、毎日海で遊びたがって「もう帰るの?」と残念がっていました。子連れ旅行なら、ゆったりとしたスケジュールを組んで、天候や子どもの体調に合わせて予定を変更できる余裕を持たせるのがコツです。

おすすめツアーと観光マップの活用法

人気の八丈島観光ツアー

八丈島一周バスツアー 島の主要なスポットを効率よく巡るバスツアー。地元ガイドの案内付きで、島の歴史や文化についても詳しく知ることができます。半日コースと一日コースがあります。

八丈島シュノーケリングツアー 透明度の高い八丈島の海で、カラフルな魚たちと泳ぐツアー。初心者でも安心して参加できるように、丁寧なレクチャーがあります。

八丈島星空観察ツアー 光害の少ない八丈島ならではの星空を、専門ガイドと一緒に観察するツアー。天気の良い夜には、天の川も肉眼で見えることも!

私が参加した星空観察ツアーでは、生まれて初めて肉眼で天の川を見ることができました。都会では決して見られない満天の星空に、同行者全員が感動の声を上げていました。ガイドさんが持ってきた望遠鏡では土星の輪まで見えて、「宇宙って本当にあるんだなぁ」としみじみ感じる夜でした。

観光マップの入手方法と活用法

八丈島の観光マップは以下の場所で入手できます:

  • 八丈島空港内観光案内所
  • 八丈島観光協会
  • 八丈町役場
  • 主要ホテル・旅館のフロント
  • 八丈島観光協会公式サイト(事前にダウンロード可能)

特におすすめなのが、八丈島観光協会が発行している「八丈島観光マップ」。主要な観光スポットはもちろん、バスの路線図や時刻表も掲載されており、車なしでの観光にも役立ちます。英語版やQRコードでデジタルマップにリンクしているものもあるので、自分の旅行スタイルに合ったものを選びましょう。

知って得する!現地の穴場情報

夕日ヶ丘展望台 観光マップでは小さく掲載されているだけの場所ですが、島で最も美しい夕日が見られるスポット。夕方になると、地元の人たちも訪れます。

八丈ビジターセンター裏の遊歩道 ビジターセンターに来る観光客のほとんどが素通りしてしまう裏手の遊歩道。実は島の固有種であるシマホタルの観察スポットとなっています(5月〜6月が見頃)。

大里の玉石浜 底土海岸ほど有名ではありませんが、透明度が高く、シュノーケリングにおすすめのビーチ。観光客が少ないので、静かに海を楽しみたい人には最適です。

地元の朝市 土日に開催される地元の朝市では、新鮮な野菜や手作りの加工品を購入できます。観光客向けのお土産屋さんには売っていない掘り出し物に出会えるかもしれません。

観光マップを見ながら路線バスで移動していた時、ふと窓外に見えた「地元の朝市」の看板が気になって下車したことがあります。そこでは地元のおばあちゃんたちが手作りの漬物や島の特産品を販売していました。特に、島のレモンで作ったマーマレードが絶品で、思わず3つも買ってしまいました。こういった偶然の出会いも、旅の醍醐味ですね。

デジタルマップの活用テクニック

近年は紙の観光マップに加えて、デジタルマップも充実しています。

八丈島観光協会公式アプリ GPSと連動して現在地を表示し、近くの観光スポットを教えてくれる便利なアプリ。オフライン対応なので、通信環境を気にせず使えます。

Google マップのマイマップ機能 訪れたいスポットを事前にGoogleマップ上でピン留めしておくと、効率的な観光ルートが組めます。友人や家族と共有することもできるので、グループ旅行の計画にも役立ちます。

SNSマッピング Instagramなどで「#八丈島」や「#八丈島観光」などのハッシュタグで検索すると、最新の観光情報や人気スポットが見つかります。位置情報付きの投稿を地図上で見ることもできるので、公式マップには載っていない穴場スポットを探すのにもおすすめです。

まとめ:八丈島観光を最大限楽しむために

八丈島は東京から2時間という近さながら、豊かな自然と独自の文化が息づく魅力的な島です。火山の活動でできた地形、温暖な気候と海に囲まれた環境が織りなす景観は、訪れる人々を魅了してやみません。

この記事では、八丈島観光の基本情報から人気スポット、アクセス方法、宿泊施設、おすすめツアーまでをご紹介しました。あなたの旅の目的やスタイルに合わせて、ぜひ八丈島の魅力を存分に堪能してください。

都会の喧騒を忘れて、島時間に身を委ねる。それが八丈島の最大の魅力かもしれません。次の連休や夏休みには、ぜひ八丈島への旅を計画してみませんか?

きっと素晴らしい思い出になるはずです!

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